BUDDiiS、ツアー集大成の幕張ライブ!ダンス、作詞、衣装まで手掛ける異色9人が成長証明「元気がない時の手助けに」
“DIY”ダンス&ボーカルグループ・BUDDiiS(バディーズ)が6日、7日の両日、全国ホールツアー「BUDDiiS vol.11 Hall Tour - FLORiiA -」追加公演を千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで開催した。同グループは、スターダストプロモーションの新人・若手俳優で構成される「EBiDAN」内9人(FUMINORI、KEVIN、MORRIE、SEIYA、YUMA、SHOW、TAKUYA、FUMIYA、SHOOT)で、2020年9月に結成。幕張ライブは23年10月以来となり、2日間で計3公演を展開した。ここでは、メジャー初シングル『キミは都市伝説』(7月8日リリース)の初披露を含め、全24曲を歌唱した6日の1部公演をレポートする。

全24曲でバディを魅了
“DIY”ダンス&ボーカルグループ・BUDDiiS(バディーズ)が6日、7日の両日、全国ホールツアー「BUDDiiS vol.11 Hall Tour – FLORiiA -」追加公演を千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで開催した。同グループは、スターダストプロモーションの新人・若手俳優で構成される「EBiDAN」内9人(FUMINORI、KEVIN、MORRIE、SEIYA、YUMA、SHOW、TAKUYA、FUMIYA、SHOOT)で、2020年9月に結成。幕張ライブは23年10月以来となり、2日間で計3公演を展開した。ここでは、メジャー初シングル『キミは都市伝説』(7月8日リリース)の初披露を含め、全24曲を歌唱した6日の1部公演をレポートする。(取材・文=幸田彩華)
開演直前、スピーカーから響いてきたのは、メンバーのTAKUYAとSHOOTらによる影アナウンス。撮影・録音の禁止事項や非常時の誘導といった基本事項を伝える時間だ。真面目に読み上げようとするものの、途中で堪えきれずに笑い声が漏れてしまう一幕も。それにつられるように、客席のあちこちからも温かな笑い声が上がった。
その後、「行くぞー! 幕張!」「ぶち上がれ!」とバディ(BUDDiiSファンの呼称)をあおると、“春夏秋冬”をテーマにしたオープニング映像が流れた。会場内は色とりどりのペンライトが輝き、主役の登場を待ちわびる高揚感で満たされていく。
幕が下りると、淡いパステルカラーのイエローやピンク、グリーン、ブルーといった春の訪れを感じさせる衣装に身を包んだ9人が、メインステージに横一列になって登場した。1曲目は、KEVINが作詞・作曲に参加したラブソング『#KISSYOU』。心地よいミディアムテンポのリズムに乗せて、メンバーが弾けるような笑顔でパフォーマンスを披露した。歌詞に合わせて投げキッスを贈る場面では、客席から大きな歓声が上がった。
続いて披露されたのは、初恋のもどかしさが詰まった片思いソング『LOVE ME』。「♪十人十色 百人百様 同じものなんてひとつもないね」「♪みんな違って みんないいよね」のメッセージが続き、会場はポジティブな空気に包まれた。そして、ラテン調の情熱的なビートが心拍数を跳ね上げる『more rain』を間髪入れずに披露。楽曲ごとに表情をがらりと変える表現力の幅広さを見せつけた。
それぞれの個性が際立つユニット曲3曲を経て、会場の空気を一変させたのは『Dance Track』だ。MORRIEが自在に光を操っているかのような演出からスタート。指先で会場のライトをコントロールするカリスマ性あふれる姿に、バディの視線は釘付けとなった。そこから雪崩れ込むように始まったソロパートでは、メンバー一人ひとりが磨き上げられたダンススキルを解放。ダイナミックなステップとキレのある動きで、グループの底知れぬパフォーマンス力を証明した。
最初のMCパートでは、今回のツアータイトル『FLORiiA』に込められた思いが語られた。FUMIYAは「四季をテーマにしていて、『1年中みなさんと一緒にいるよ。そばにいたいよ』という気持ち。それに成長や愛という意味も込められています」と説明した。
話題はメンバーの個性あふれる髪色へ。中でも鮮烈なイエローとブルーをミックスしたFUMIYAのヘアカラーに対し、リーダーのFUMINORIが「アイスでしか見たことない色(笑)」と鋭くツッコむと、客席から大きな笑いが起こった。
中盤戦。『P.A.R.T.Y』ではメンバー全員が白を基調とした衣装にチェンジ。スタンドマイクを駆使したスタイリッシュなパフォーマンスを見せた。ライブはさらに加速する。大人っぽい音楽的な魅力が際立つ『RUN』、英語詞に聞こえるような日本語詞が特徴的な『Koi to me』、『BUD』ではメンバーがタオルを手に取り、全力で振り回した。その姿に呼応するように客席でもペンライトが揺れ、一体感に包まれた。

新曲は「一緒にパワーアップしていく曲」
アンコール。濃淡の異なるピンクの衣装をまとったメンバーは、新曲『キミは都市伝説』を歌唱した。「時間を巻き戻す」「平成ノスタルジック」をテーマにした楽曲で、会場を一気にレトロポップな多幸感で包み込んだ。
その後のMCでは、この新曲について、FUMINORIが「いつものBUDDiiSとは違う。みんなで真似したり歌ったりして、一緒にパワーアップしていく曲」と紹介し、“キミ都市”ポーズをレクチャーした。
終演が近づく中、各々が胸の内を明かした。
MORRIEは「(踊ることを)心配して見ている方と楽しんでくれている方が半々だと思うけど、僕は無理だったら無理って言う。純粋に楽しんでいるから、みんなも心配せず見てもらえたら」と力強い言葉でファンを安心させた。
グッズのデザインも手掛けたSEIYAは「日常の中に僕らがいるのがうれしい。この先もずっと一緒にいたい」と微笑んだ。SHOWは幕張ライブが3年ぶりだったことを踏まえ、「当時は挑戦的だった曲を今はいつも通りできているのが、『成長したな』と感じました。みんなとこうやって一緒の空間で笑い合えるのがすごい幸せ」と喜びをかみしめた。
「緊張しい」と明かしたTAKUYAが「バディのみんなと過ごすことで安心でき、幸せが増ました」と語れば、FUMIYAは「新しい風が吹いているのを感じる。素晴らしい世界に連れて行くので安心してついてきて」と頼もしく宣言。KEVINは「曲もたくさん増えて、“キミ都市”みたいな新しいジャンルが増えるのかと思うと、『オラ、わくわくすっぞ(笑)』」とユーモアを交えて期待をあおった。
また、SHOOTは追加公演となった幕張ライブについて、「いろんなものを抱えながら、みんなで一つのものを作り上げるのは大変だけど、最高に楽しかった」と実感を込めた。YUMAが「幸せ、楽しい、うれしい、テンション上がった!」と喜びを一言ずつに凝縮して伝えると、会場は温かな笑いに包まれた。
最後にマイクを握ったリーダーのFUMINORIは、あらためてバディへの深い感謝と決意を語った。
「みんなと会えることがすごく幸せだなと思いますし、皆さまが元気になってくださることが、僕たちの望み。元気がない時の手助けになれる存在でありたい」
『Feelink』では、メンバーがトロッコに乗り込み、アリーナ席や2階席のバディに接近。至近距離で笑顔を交わし合うぜいたくな時間の後、『Sonic』を歌い上げ、約2時間20分に渡るパフォーマンスを締めくくった。
メンバーがステージを去った後、モニターには満面の笑みを浮かべた集合写真とともに、「すごく幸せだったよ」「また会おうね!」などの思いが詰まった手書きメッセージが映し出された。
作詞・作曲、振り付け、グッズ原案デザイン、ヘアセット、衣装スタイリング、ライブ演出などを自分たち手掛けていることから、“DIY”ダンス&ボーカルグループと称される9人。全国を駆け抜けてきた『FLORiiA』ツアーで、その集大成となった幕張ライブは、BUDDiiSのさらなる飛躍の可能性を示すステージとなった。
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