ラーメン店に引き返した客が「謝れ」 原因は500円玉…理不尽クレームに店長困惑「もういい加減にしてくれ」

ランチでラーメンを食べた客が、夕方に再び来店した。何かと思えば、怒鳴る形で「謝れ」。お釣りを巡る、まさかのクレームに言葉を失った。SNSで驚きをもたらしたクレーム内容。「理不尽の一言です」と途方に暮れている。ラーメン店の店主が困惑の思いを明かした。

「味噌の巽や」が取材に応じた【写真:店舗提供】
「味噌の巽や」が取材に応じた【写真:店舗提供】

「お客様はお店を選べても、お店はお客様を選ぶことができません」

 ランチでラーメンを食べた客が、夕方に再び来店した。何かと思えば、怒鳴る形で「謝れ」。お釣りを巡る、まさかのクレームに言葉を失った。SNSで驚きをもたらしたクレーム内容。「理不尽の一言です」と途方に暮れている。ラーメン店の店主が困惑の思いを明かした。

「ランチ時にご来店頂いたお客様 先程17時過ぎに再度ご来店 開口一番お昼にお宅からお釣りで貰った500円玉がコンビニで使えなくて恥かいたから謝れと…何で30年前の硬貨をお宅はお釣りとして使っているんだと… 何だか分かりません」

 埼玉・毛呂山町に軒を構えるラーメン店「味噌の巽や」が今月上旬、Xアカウント(@m_tatsumiya)を通して、クレーム事案を報告した。

 店主によると、クレーム客は50歳前後に見える男性。「最初から上から目線で、怒り口調でした。クレーム内容を総合すると、『30年前の500円硬貨をお釣りとして使用するな』『コンビニで使おうと思ったら使えなくて恥をかいたから謝罪しろ』ということでした」。

 店主が自ら対応。難儀しながらも、「こちらからは、『お金はお客様からお客様へと循環され回っているもの』『巽やが故意に30年前の500円硬貨をお釣りとしてお渡ししたわけではない』。このようなことを伝えました」。クレームを店側に言われても困るという趣旨の説明を繰り返すと、男性客の怒りのトーンは少しずつ収まっていった。「もういい加減にしてくれと言ったら、帰っていきました」とのことだ。

 投稿には「それは災難すぎます…」「出禁やね」「それカスハラですよ!!」「わざわざまた来るところを見るとそうとうに暇人なのでしょう」「ただのクレーマーやん」「ただ、レジが対応してないだけの事」「セルフレジによってホント使えないけど。わざわざ言いにくるのビックリ」など、驚きの声が広がった。

 店主は騒動を振り返り、「意味が分からないですね。理不尽の一言です」とため息をつく。

ラーメン店に対する客からのクレームに困惑【写真:店舗提供】
ラーメン店に対する客からのクレームに困惑【写真:店舗提供】

ほかの暴言事案も…

 客からの言いがかりや無理な要求に四苦八苦する飲食店の悩みは尽きない。「今回とはちょっと違いますが、先日は小学生以下限定のお子さまらぁめんを食べさせろと、50才過ぎのおやじさんが駄々をこねて暴言を吐いたりと大変でした」という。

 今後について、「お客様はお店を選べても、お店はお客様を選ぶことができません。常識のない方もいらっしゃるので難しいですが、お店として防衛策なりいろいろと対策を考えていかないといけないと思います」。苦しい心境を吐露した。

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