向井地美音、AKB48卒業コンサートで涙 最後は笑顔で締めくくり「一人のAKBオタクに戻ります!」…高橋みなみらOG20人が駆けつける

アイドルグループ・AKB48が3日、都内の国立代々木競技場 第一体育館で「向井地美音卒業コンサート~私の夢は、AKB48~」を開催。3代目総監督としてグループをけん引した向井地が、AKB愛のあふれるセットリスト、こん身の37曲をファンに届けた卒業コンサートをレポートする。

「向井地美音卒業コンサート~私の夢は、AKB48~」が開催された【写真:ENCOUNT編集部】
「向井地美音卒業コンサート~私の夢は、AKB48~」が開催された【写真:ENCOUNT編集部】

アイドル人生の集大成となる卒業コンサートで渾身の37曲を届けた

 アイドルグループ・AKB48が3日、都内の国立代々木競技場 第一体育館で「向井地美音卒業コンサート~私の夢は、AKB48~」を開催。3代目総監督としてグループをけん引した向井地が、AKB愛のあふれるセットリスト、こん身の37曲をファンに届けた卒業コンサートをレポートする。

 アイドル人生の集大成となる卒業コンサートは、加入前からAKB48に憧れていた自分を制服姿で表現した向井地が『青春と気づかないまま』をソロ歌唱してスタート。「AKB48行くぞ!」と掛け声を上げると、現役メンバーがステージに集結し、『AKB参上!』『大声ダイヤモンド』『Everyday、カチューシャ』『希望的リフレイン』と人気曲で一気に会場のボルテージを上げた。

 AKBメンバーとして軌跡をたどるようなセットリストとなり、同期・福岡聖菜と2人きりで『僕の桜』を熱唱。研究生時代に初めて与えられた15期生のオリジナル曲『君の瞳はプラネタリウム』には、卒業した同期の市川愛美、大和田南那、込山榛香、佐藤妃星、土保瑞希、湯本亜美、大川莉央、達家真姫宝、飯野雅、谷口めぐがステージに上がり、“いちごちゃんず”の風を吹き込んだ。

 15曲目の『君はメロディー』には、先輩である卒業生の柏木由紀と横山由依がサプライズ登場して、向井地の門出を祝福。柏木は「美音が総監督で卒業できたら心残りがないと思って、(柏木の)卒コンの日に最後の総監督の日を迎えてくれた。今のAKBをつないで守ってくれたのが美音だと思う」と労いの言葉を送った。

 向井地とゆかりの深い卒業生の1人、茂木忍が姿を見せると会場は大きなどよめき。『おしべとめしべと夜の蝶々』で妖艶に絡み合うと、気持ちが高ぶった茂木が向井地の唇を奪い、観客から悲鳴にも似た歓声が一斉に上がった。そして、YouTubeでも活躍した向井地、村山彩希、岡田奈々、茂木のユニット“ゆうなぁもぎおん”が勢ぞろい。特別な絆で結ばれた4人で『涙の表面張力』『涙は後回し』の2曲を披露した。

レジェンドOGと現役メンバーのコラボパフォーマンスでファンを魅了した【写真:ENCOUNT編集部】
レジェンドOGと現役メンバーのコラボパフォーマンスでファンを魅了した【写真:ENCOUNT編集部】

「AKB48は私の人生のすべてでした」

“初代総監督”高橋みなみ、“第2の母”峯岸みなみ、“永遠の推しメン”小嶋陽菜もステージに華を添え、レジェンドOGと現役メンバーのコラボパフォーマンスで魅了。向井地の「ノースリーブスに入りたい!」というアイドル最後の夢をかなえ、『Answer』『タネ』『ペディキュアday』で4人の感動の共演が実現した。

 大島優子の指名で『ヘビーローテーション』のセンターを受け継いだ向井地は、次の後継者に20期研究生の近藤沙樹を指名。新世代にバトンをつなぎ、会場がハッピーな空気に包み込まれたまま本編を締めくくった。

 ピンクチェックの卒業ドレスに着替えてアンコールのステージに登壇すると、最愛の仲間たちと心をひとつにしてAKB48総合プロデューサー・秋元康氏が書き下ろした卒業ソング『向かい風』を歌い上げ、「今日はこんなにも素敵な卒業コンサートを開催せていただき、本当にありがとうございます」と涙。「卒業が本当に近づいているのが全然信じられなくて、それくらいAKB48は私の人生のすべてでした」と心境を語った。

 ファンとしてAKB48に出会い15年、グループに加入してからは13年がたち、「夢への通過点と呼ばれていたAKBの中で、私の夢はAKB48でした。私が加入した頃は、握手会や劇場に通うほどのファン出身だったメンバーは今よりも少なくて、マネジャーさんに『隠すように』と怒られていたのを思い出します。でも、私にはそれしかなくて、『AKB48が大好き』って気持ちをひたすらに貫き通していたら、気づいたら私の個性で武器になっていました」と胸を張った。

 アイドル活動を振り返り、「何年たってもこうして、私に青春と夢を与えてくれたAKB48という存在に感謝の気持ちでいっぱいです」とスピーチすると、「AKB48はいつまでも、諦めないグループでいてほしい。メンバーたちの頑張る姿、青春して生きている姿を見て、ファンのみなさんが『自分も頑張ろう』と思えるような、そんなグループであり続けてくれたらうれしいです。きっとあの頃の私を救ってくれたように、これから先もAKB48はみんなの夢のような存在であると信じています」と現役メンバーに未来を託した。

『AKB48グループ センター試験』で1位に輝いた際に贈られたセンター曲『君は僕の風』、シングル初センターを務めた44枚目シングル『翼はいらない』と思い出深い楽曲をつなぎフィナーレへ向かうと、向井地が「AKBオタクとして、この曲が1番最後だったら最高に幸せと思える曲」と語る『君と虹と太陽と』で再び会場がひとつに。鳴り止まないみーおんコールに笑顔で応え、「5月から私は1人のAKBオタクに戻ります!」と、これからもAKB48を愛することを誓い、卒業コンサートは幕を下ろした。

 向井地は、30日に開催されるAKB48劇場での卒業公演をもってAKB48として活動が終了となる。

〇2026年4月3日、AKB48春コンサート2026『向井地美音卒業コンサート~私の夢は、AKB48~』@国立代々木競技場 第一体育館 セットリスト
M01 青春と気づかないまま
M02 AKB参上!
M03 大声ダイヤモンド
M04 Everyday、カチューシャ
M05 希望的リフレイン
M06 ハートの脱出ゲーム
M07 アクシデント中
M08 Position
M09 天使のしっぽ
M10 残念少女
M11 カフカとでんでんむChu!
M12 僕の桜
M13 君の瞳はプラネタリウム
M14 振り向きざまのキッス
M15 君はメロディー
M16 遠距離ポスター
M17 僕の太陽
M18 劇場へ ようこそ!
M19 流れ星に何を願えばいいのだろう
M20 おしべとめしべと夜の蝶々
M21 涙の表面張力
M22 涙は後回し
M23 RIVER
M24 だらしない愛し方
M25 背中から抱きしめて
M26 Answer
M27 タネ
M28 ペディキュアday
M29 名残り桜
M30 言い訳Maybe
M31 重力シンパシー
M32 久しぶりのリップグロス
M33 ヘビーローテーション

EN1 向かい風
EN2 君は僕の風
EN3 翼はいらない
EN4 君と虹と太陽と

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