荒井優希がついに頂点へ! 渡辺未詩を破り王座奪取、悲願のドーム公約も…コズエン解散危機の衝撃発表まで【3月の女子プロレス】

スターダム・東京女子プロレス・マリーゴールドといった主要女子プロレス団体の動きのおさらいをする企画、題して「マンスリー女子プロレスフォーカス」。3月は各団体で大きな動きがあり、JTOが今年初の後楽園ホール大会を開催し、Sareeeの15周年記念興行も。3月もベルトを巡る戦い、そして4月のビッグマッチへ動きが加速した。

多幸感にあふれた東京女子・両国大会【写真:(C)東京女子プロレス】
多幸感にあふれた東京女子・両国大会【写真:(C)東京女子プロレス】

東京女子の3.29両国大会では三大王座がすべて移動!タッグは海外流出……

 スターダム・東京女子プロレス・マリーゴールドといった主要女子プロレス団体の動きのおさらいをする企画、題して「マンスリー女子プロレスフォーカス」。3月は各団体で大きな動きがあり、JTOが今年初の後楽園ホール大会を開催し、Sareeeの15周年記念興行も。3月もベルトを巡る戦い、そして4月のビッグマッチへ動きが加速した。

 まずは東京女子。3.7新木場大会では、3.29両国国技館大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座を賭けて戦う王者・渡辺未詩と挑戦者・荒井優希が6人タッグで対決し、荒井が渡辺から腕を押さえたサソリ固めで初勝利。その勢いのまま王座奪取につなげたかった荒井だが、3.17アメリカ・ヒューストン大会でタッグマッチながら渡辺にピンフォール負け。しかし王座戦では荒井がサソリ固め地獄からのFinallyで渡辺に勝利し、ついに東京女子の頂点に。試合後のマイクでは、プロレス専念時に誓った東京ドーム興行の夢を改めて語った。

 続いてインターナショナル・プリンセス選手権。王者MIRAIは同期の鈴芽を相手に2度目の防衛戦に臨んだが、鈴芽が3種類のリング・ア・ベルを放ちMIRAIにフォール勝ちし王座奪取に成功。プリンセス・タッグ王者のOber Eats(上福ゆき&上原わかな)は、元WWEのアイコニックスであるジ・インスピレーションズ(ジェシー・マッケイ&キャシー・リー)に敗れ、まさかの海外流出の事態に。また坂崎ユカ&KONOSUKE TAKESHITAの“夫婦タッグ”が、スーパー・ササダンゴ・マシン&ハイパーミサヲと対戦、久々の日本での試合となった坂崎がミサヲにフォール勝ち。

 山下実優とスパーク・ラッシュ(Sareee&彩羽匠)の刺激的な対戦も実現。バチバチやりあう中、山下のパートナーの遠藤有栖が大・大・大奮闘するも、スパーク・ラッシュの波状攻撃を受けて撃沈。しかしバックステージでは、全員が再戦を希望するなどネクストに含みを残した。

 アイアンマン・ヘビーメタル級時間差入場バトルロイヤルでは、人気声優・上坂すみれがプロレスデビュー。どこかのインドの狂虎よろしく、サーベル持参で大暴れ。アントーニオ本多の“ごんぎつね”の洗礼を浴びるも、なんと徹夜で考えてきた逆“ごんぎつね”を披露しその勢いで優勝、アイアンマン王座戴冠を果たした。

 続いてマリーゴールド。3.14後楽園大会では、初代3Dトリオス王者のラ・ヴィアン・ローズ(桜井麻衣&翔月なつみ&山中絵里奈)が、アイコンピーチアロー(岩谷麻優&ビクトリア弓月&南小桃)を相手に初防戦に成功。ツインスター王者の松井珠紗&CHIAKIは、青野未来&天麗皇希を相手に5回目の防衛戦に臨み、CHIAKIが天麗に勝利し、歴代最多防衛記録を更新した。そしてメガトンが、黒潮TOKYO JAPANから由緒あるインディペンデント・ワールドジュニア王座を奪取。なんとハッピーターンを経て64連敗からの初勝利で、自身もセコンドも涙・涙の初戴冠となった。

 3.28新宿大会では、翔月が岩谷の持つGHC女子&スーパーフライ王座に挑戦、大善戦するも岩谷が両王座の防衛に成功。3.29靖国大会では、山岡聖怜&心希&山﨑裕花の10代トリオが3Dトリオスに挑戦するも、王座奪取ならず。

コズミック・エンジェルスの運命は玖麗さやか(右下)に懸かっている【写真:(C)STARDOM】
コズミック・エンジェルスの運命は玖麗さやか(右下)に懸かっている【写真:(C)STARDOM】

各団体の動きが加速、玖麗さやかがCA解散を賭け上谷沙弥に挑戦

 スターダムは春の祭典『CINDERELLA TOURNAMENT 2026』を開催。初出場となったフワちゃんは、1回戦で安納サオリを相手にダブル・オーバー・ザ・トップロープで両者失格。通算3人目となる2連覇がかかった玖麗さやかは、1回戦で鹿島沙希を、2回戦で稲葉ともかを破るも、準々決勝で吏南に敗退。優勝して公開披露宴を行う夢を描いていたなつぽいは、2回戦で梨杏と対し、オーバー・ザ・トップロープの罠にはまり失格。

 3.15横浜武道館大会の準決勝戦に駒を進めたベスト4は、羽南、吏南、天咲光由、さくらあや。さくらを破った羽南が、天咲を破った吏南に勝利し2度目の優勝。姉妹対決を制した羽南が、小波の持つワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦を表明した。

 また上谷沙弥の持つワールド・オブ・スターダム王座への挑戦を訴えていた玖麗は、タッグながら上谷から直接勝利し、4.26横浜アリーナ大会で「玖麗が負けたらコズミックエンジェルスは解散」という条件のもと王座に挑む。

 フューチャー・オブ・スターダム王者・HANAKOは、3.11後楽園で姫ゆりあを挑戦者に迎え辛勝。3.15横浜では八神蘭奈の挑戦を受けるも防衛に失敗し、新王者となった八神は、3.25新木場で挑戦資格期限ぎりぎりのさくらを振り切り初防衛に成功した。

 また、他団体でも動きが活発化。Evolutionから創設メンバーのZONESとChi Chiが離脱。Sareeeは3.22横浜の15周年記念興行で、ライバル・橋本千紘にタッグながら勝利。その橋本は、仙女の4.12後楽園で朱里とのシングルマッチに臨む。そして稲葉ともか・あずさ姉妹が所属しているJTOが今年初の後楽園大会を開催し、ともかが女子プロレスラー初のTAKAみちのく超えを狙ったものの、スリーパーで落とされ失神KO負け。JTOルールでの再戦を希望し、4.5高島平大会で実現。あずさはスターダムでは同じH.A.T.E.に所属している吏南との2年ぶりにシングルマッチに臨み、善戦むなしく敗退。JTO GIRLS王者・MIRAIは期待の新鋭・ビッグ春華を相手に盤石の防衛。バックステージでは、ともかとの“同日入門”対決を熱望した。

 さあ4月はどんな戦いが繰り広げられるのか、今月もお楽しみに。

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