土屋太鳳、役に入った佐藤勝利を絶賛「横隔膜がちょっとコントロールできない感じ(笑)」
俳優の土屋太鳳とtimeleszの佐藤勝利がダブル主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『ボーダレス~広域移動捜査隊~』(水曜午後9時)が8日、初回拡大スペシャルでスタートする。オンエアを前に、主演2人が囲み取材に参加。作品の見どころや撮影現場の雰囲気などを語った。

個性あふれる7人の刑事が活躍
俳優の土屋太鳳とtimeleszの佐藤勝利がダブル主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『ボーダレス~広域移動捜査隊~』(水曜午後9時)が8日、初回拡大スペシャルでスタートする。オンエアを前に、主演2人が囲み取材に参加。作品の見どころや撮影現場の雰囲気などを語った。
本作は、『踊る大捜査線』や『教場』などを手がけた脚本家・君塚良一氏による完全オリジナル作品。同局水曜午後9時という伝統的な刑事ドラマ枠で、トラックを“捜査本部”に見立てた、新たな物語が誕生する。警察庁が試験的に運用を決めた「移動捜査課」が舞台。事件の展開に応じてどこへでも行ける大型トラックの捜査本部「一番星」で事件現場へ駆けつける、個性あふれる7人の刑事たちの活躍と人間模様を描く。土屋は移動捜査課の女性刑事・仲沢桃子、佐藤は同課の新人刑事・黄沢蕾を演じる。
移動捜査隊について、土屋は「本当にいろいろな事件が増えている中、今の時代にぴったりだと感じます」と明かし、「リアルタイムで起きているような事件や問題をこの『ボーダレス』では扱わせていただくので、楽しみながら、今の社会の状況を知ってもらうという意味でも、やりがいのあるドラマです」と意気込みを語った。
一方の佐藤は、「これまでにない新しい刑事ドラマ。その作品に出演できるのは、すごいことだと思います。東京や他県の警察署の間で、ちょっといざこざがあったりするのも面白いです」と喜びつつ、広域捜査ならではのポイントを紹介した。

土屋太鳳が激情タイプの女性刑事に
今作で土屋が演じる仲沢は、ノンキャリアで思ったことはすぐに口に出す激情タイプ。土屋は「割と強い女性だし、強さがフィーチャーされる面が大きい」とした上で、役への向き合い方を明かす。
「自分なりに“桃子にとっての強さって、なんだろう”と考えながら演じたいと思っています。さらに話数を重ねる中で変わっていく“桃子の強さ”を、現場でスタッフさんや共演者の方とコミュニケーションしながら、自分の心のベースとして作っていきたいです」
そして佐藤は、演じる黄沢について、「本当にまっすぐで熱血な男。そこは自分に似ているところが、あるんじゃないかと思います」と分析する。
「蕾は正義感が強くて、荒削りで経験不足だからこそ、周りが見えなくなるくらい突っ走れる。それは悪く見える部分かもしれなくても、まっすぐ正義に向かって突っ走れるのは、蕾の良い部分だと思うので、そこは大事に演じたいです」
そんな佐藤の演技を、土屋は称賛する
「蕾が『怪しいジジイだ』って、せりふがあるんです。普通は小声ってものを知っているのに、全然小さい声じゃなくて……蕾だから小声にならないんだなあって。横隔膜がちょっとコントロールできない感じ(笑)で、まっすぐすぎて、面白い。そういう演技を見ると桃子としていられるというか、クスッと笑えるからこそ、先輩刑事として『はあ?(怒)』と反応できるので、救われていますね」
隣で聞いていた佐藤が「ダメ出しされているみたい(笑)」と思わずツッコミを入れると、すかさず土屋は「違う、違うってば」と笑顔を見せ、息の合ったバディぶりを感じさせた。

監督も驚くキャストのチームワーク
他の登場人物のキャラクターも大きな魅力と、2人は自信をのぞかせる。
「移動捜査課7人のキャラクターが強く、とても個性豊かなので、本当に面白いドラマに仕上がるなと思います」と佐藤が言えば、土屋も「勝利くんが言うように個性豊かな役者さんがそろっているので、独特なリズムやチームワークで事件を解決していく感じが、とても楽しいです」とアピールした。
2人と共に移動捜査課を構成する刑事は、年代も性別もさまざま。ベテラン刑事で取り調べのプロの須黒半次を横田栄司、一級整備士の資格を持ち捜査本部車のドライバー兼整備担当の白鳥浩志を田中幸太朗、知的でクールな理論派で推理力に長け「姉さん」と呼ばれている天尾美青を優香が演じる。
また、元警視庁の鬼刑事で通称「メカじい」と呼ばれる自動車整備のプロ・緑川宗一郎を北大路欣也、移動捜査課の課長でチームリーダー・赤瀬則文を井ノ原快彦と、同枠刑事ドラマでおなじみのベテランも脇を固める。
初共演や一緒に仕事をするのが初めてのスタッフも多い中で、佐藤は「井ノ原さんをはじめ、みんなチームを作ろうという意識がすごく強い。セット(撮影)初日で特に移動捜査課のキャストはチームで仲が良い雰囲気で、監督も驚いていたのが印象的でしたね」と話す。土屋も同意し、みんなをまとめている人物のエピソードを打ち明けた。
「井ノ原さんが『みんなでお弁当食べようよ』とか、『何て呼ぶ? 呼び名を決めようよ。俺のことはイノッチで』という感じで言ってくださって」と、課長の役柄同様に井ノ原がリーダーシップを発揮しているようだ。
そして、本作の大きな特徴が、さまざまな機能を備えたトラックだ。移動捜査本部車・通称「一番星」などの車両があり、土屋は、「車の中で何かが起こるとやっぱりワクワクするものがありますね」と、多くの機能を持つ車両にはテンションが上がると笑顔を見せる。
自動車が好きという佐藤も、まるで少年のように目を輝かせた。
「単純なんですけど、男心って、でっかい車とか、改造された車とかが出てくるとワクワクがすごいんですよ。取調室車もあって、(台本を)読みながら“楽しそうだな”と思っていました。それが目の前で動いて、実際に乗ったり……。スケールがすごく大きくて、撮影していて面白いし楽しいです。本当にいろんな年代の方がご覧になっても、今まで見たことのないワクワクする映像に仕上がっていると思います」
複雑な現代社会の問題を切り取る、新たな刑事ドラマ。特別な警察車両と共に、個性豊かなチームの活躍が楽しみだ。
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