『ワンピ』スモーカーは本当に弱いのか? “連敗”理由を分析

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)第1117話では、海軍本部中将の“白猟のスモーカー”が久々に登場し、ファンから大きな反響を巻き起こした。主人公モンキー・D・ルフィの敵サイドにいるキャラながら、己の信念に従い、正義を貫く姿勢が多くの読者に愛されているキャラだ。

久々に登場した際、大きな話題を呼んだスモーカー(写真はイメージ)【写真:写真AC】
久々に登場した際、大きな話題を呼んだスモーカー(写真はイメージ)【写真:写真AC】

今後活躍する展開はあるのか

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)第1117話では、海軍本部中将の“白猟のスモーカー”が久々に登場し、ファンから大きな反響を巻き起こした。主人公モンキー・D・ルフィの敵サイドにいるキャラながら、己の信念に従い、正義を貫く姿勢が多くの読者に愛されているキャラだ。

 スモーカーの初登場はコミックス11巻第98話であり、作中では初めて登場した“自然(ロギア)系”の能力者だった。そのため、当初はかなりの強敵として恐れられており、「アラバスタ編」「マリンフォード頂上戦争編」「パンクハザード編」と、作中では何度も登場している。

「アラバスタ編」「パンクハザード編」では、はからずもルフィたちと共闘してしまうことになり、コミックス19巻第176話では、ルフィから「おれ お前嫌いじゃねーなァ~!!」と言われるほど、敵対する立場でありながら親近感を持たれている。

 しかし「パンクハザード編」では、トラファルガー・ロー、当時のG-5支部の基地長で実はドンキホーテ海賊団の最高幹部だったヴェルゴ、悪の科学者であるシーザー・クラウン、そして元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴに対し、敗北を重ねてしまった。なぜ、スモーカーは負け続けてしまうのだろうか。

 そもそも、スモーカーの戦闘能力は決して低いわけではない。彼自身が“海軍本部中将”という高い位を持つほどの実力者であるほか、「悪魔の実」のなかで最も強いと言われる自然系の能力を持ち、アラバスタ編では、白ひげ海賊団2番隊隊長(当時)のポートガス・D・エースと互角に戦っていた。

 さらに、連敗を重ねてしまった「パンクハザード編」においても、単純に戦闘力の低さから負けたわけではないことが分かる。たとえば、ヴェルゴと戦った際には、ローがヴェルゴに奪われた「心臓」を取り戻すため、あえて自分が的になるという不利な状況で戦っている。

 その直後ドフラミンゴに奇襲された際にも、満身創痍の状態であったことを考えるといたしかたないことではないだろうか。このような事情もあってか、ネット上ではスモーカーが負け続ける理由についてファンからのさまざまな議論が展開されている。

 たとえば「強いキャラがどんどん出てきてインフレ状態になり、スモーカーがそこに追いつけていないから」という、初期からの登場キャラクターゆえに陥ってしまった状況を指摘するファンも。

 さらに、スモーカーの食べた“モクモクの実”に問題があるのではないかと考える意見も見受けられる。「モクモクの実は非殺傷能力の方面で発揮される気がするから、戦闘能力に関してはスモーカーが自力でがんばるしかない」などの厳しい意見もあった。

 とはいえ、スモーカーがふたたび活躍することを願うファンは多い。「モクモクの実が覚醒したら、島全体に影響を及ぼすなどの大規模な戦い方ができるのではないか」「海軍を裏切った黒ひげ海賊団のシリュウと対決してほしい」など、今後の活躍を期待する声のほか「ルフィと何度も共闘しているから、また一緒に戦ってほしい」と希望も見受けられた。

 このように、一部では「弱い」と揶揄(やゆ)されることもあるスモーカーだが、彼はそれを上回るほどの人間的魅力に溢れた人物である。今後、スモーカーが再活躍することを願いたいものだ。

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