那須川龍心、劇的KO勝利で号泣…死闘の末に最終Rで逆転「くじけそうに」 RISEスーパーフライ級王者に
セミファイナルでは、同級1位の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が同級3位の長谷川海翔(誠剛館)に5R・KO勝ちを収めた。

「俺これ勝ったの?」
格闘技イベント「RISE ELDORADO 2026」(28日、東京・両国国技館)セミファイナル 第4代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦 3分×5R延長1R
セミファイナルでは、同級1位の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が同級3位の長谷川海翔(誠剛館)に5R・KO勝ちを収めた。
ここまで13連勝している龍心は2024年11月にRISEフライ級タイトルに挑戦。当時の王者・数島大陸と対戦し1R・KO勝利を収めベルトを獲得した。25年6月のISKA K-1ルール世界ストロー級王座決定戦では、ハマダ・アズマニに勝利を収め、王座を奪取した。兄はプロボクサーの那須川天心。
拮抗した展開が続いた。オーソドックスの龍心はサウスポーの長谷川に圧をかけロープを背負わせるが、パンチはクリーンヒットしない。絶妙なタイミングで細かいパンチを当てられるような苦しい時間も続いた。
最終R、試合が動いた。これまでと同じようにロープを背負わせると近距離で右ストレート一閃。ダウンを奪う。その後もコーナーに追い詰め、パンチを連打し2度目のダウンを奪った。試合が再開すると、最後の力を振り絞り、左右のフックを振っていき、長谷川をKOした。
力を使い切った龍心はそのままリングに倒れ込み、顔をクシャクシャにしながら涙を流していた。
龍心は試合後、マイクを持つと「俺これ勝ったの? 本当に勝ったの?」と確認。続けて「なんか、もう自分でも信じられなかったし、最終Rになるまで全部取られて、試合中にくじけそうになったし長谷川選手もすごい強かったし、何回も練習中にくじけそうになったこともあったけど、ここで逆転できた。支えてくれた家族だったり、そういう人がいたから俺はここまで強くなれたし……成長できたって思います」と涙を流した。
あなたの“気になる”を教えてください