【RIZIN】元修斗2階級王者が生き残りかけた日韓戦 格闘技専念へ、ガソスタ店員「気持ちよく卒業したい」

格闘技イベント「RIZIN.52」(3月7日、東京・有明アリーナ)の前日公開計量が6日、都内で行われた。元修斗2階級王者の新井丈(28=和術慧舟會HEARTS)と、イ・ジョンヒョン(23=韓国)は両者計量クリア。新井はRIZIN3戦目での初勝利を目指し、生き残りをかけた日韓戦に臨む。

RIZIN3戦目に臨む新井丈【写真:ENCOUNT編集部】
RIZIN3戦目に臨む新井丈【写真:ENCOUNT編集部】

新井丈がイ・ジョンヒョンと対戦

 格闘技イベント「RIZIN.52」(3月7日、東京・有明アリーナ)の前日公開計量が6日、都内で行われた。元修斗2階級王者の新井丈(28=和術慧舟會HEARTS)と、イ・ジョンヒョン(23=韓国)は両者計量クリア。新井はRIZIN3戦目での初勝利を目指し、生き残りをかけた日韓戦に臨む。

 仕上がった肉体が覚悟の現れだった。56.75キロで計量をパスした新井は「NEVER GIVE UP」のハチマキをつけると、闘争心をあらわにして会場に集まったファンの声援に応えた。

 かつて、修斗で史上初めてストロー級とフライ級の2階級を制覇。しかし、満を持して参戦したRIZINでは苦杯を舐め続けている。2023年の大みそかにはヒロヤにアップセットを許して敗戦し、再起を図った24年9月のエンカジムーロ・ズールー戦でも1RでKO敗戦した。

 昨夜の会見では「自分が打撃で効かされるなんてあり得ないと思っていた。まさかの2連敗KO負けという現実で、脳の消費期限が来たという懸念が自分の中でもあった」と明かしていた。

 25年5月には左ハムストリング損傷で修斗世界フライ級王座統一戦を欠場。防衛期限を過ぎ、ついにベルトすらも失った。しかし、光も見えた。11月に2年ぶりの勝利となった修斗での田上こゆる戦。「いつも通り殴られて顔も腫れたけど、脳は揺れなかった。しっかりとガードして前進していけば新井丈、打たれ強いぞと。そうまた思えた」と手応えを感じていた。

イ・ジョンヒョンと対戦する【写真:ENCOUNT編集部】
イ・ジョンヒョンと対戦する【写真:ENCOUNT編集部】

 普段はガソリンスタンドに勤務するも、7日の試合で勝利すれば退職し、格闘技一本に専念することを決めている。「日本で一番の大会で勝つような、一人前の選手になったというところを10年間働いたみんなに見てもらって気持ちよく卒業したい」と語る表情はどこか吹っ切れていた。

 RIZIN初参戦から連敗中のジョンヒョンも、25年に韓国のトップ団体「Road FC」のベルトを獲得し、成長して日本に戻ってきた。大会2試合目に組まれた好カード。新井は格闘技人生をかけ、正面からの殴り合いに挑む。

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