【ばけばけ】髙石あかり、夢の“出産演技”が誕生日に実現 制作統括「ずっと言われ続け…喜んでました」
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)の第110回が6日に放送され、ヒロイン・トキ(髙石あかり)の出産が描かれた。制作統括の橋爪國臣氏に、感動的な新たな生命誕生を描いた第110回の舞台裏を聞いた。

制作統括が明かすトキ出産の舞台裏
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)の第110回が6日に放送され、ヒロイン・トキ(髙石あかり)の出産が描かれた。制作統括の橋爪國臣氏に、感動的な新たな生命誕生を描いた第110回の舞台裏を聞いた。
「髙石あかりさんの夢の一つが朝ドラのヒロインになることですが、夢にはその先があって、朝ドラのヒロインになって子どもを産むシーンを演じることが夢だったらしいです。なので『子どもを産むシーンはありますか』と、ずっと言われ続けてきました。だから、この本ができた時は、すごく喜んでいました」
ここで意外なエピソードも明かしてくれた。
「出産シーンを撮影した12月19日が髙石さんの誕生日だったんです。髙石さんにとってはすごく特別な誕生日になったと思います。みんなで誕生日をお祝し、出産シーンを撮影するという素敵な誕生日プレゼントになりました。髙石さんにとっては夢がかなった1日だったと思います」
出産シーンが描かれたのは髙石の切望の影響なのだろうか。
「そういうことで本を書きかえたりはしません。最初、ふじきさんといろいろ議論をする中で、新たな生命の誕生は一大事だけど、これまでドラマで出産シーン自体を描くことがあまりないのでどうしようかと話しました。最終的にはヘブンさんの喜びなどいろんなことが見えてくるので出産シーンを入れることにしました」
出産シーンで『ばけばけ』らしさをどう表現しようと心がけたのか。
「あのシーンにはトキが背負ってきた多くの物がありながらも、それを全部忘れさせてくれて、誕生の喜びにすべてが奪われるシーンになればと思いました。子どもの誕生がすべてのモヤモヤを一瞬忘れるシーンになり、生の喜びの中にいるシーンになればと思いました」
赤ちゃんのいる現場についても聞いてみた。
「新生児が来てくれているので衛生面も気遣いますが、現場の空気が変わります。みんなかわいいねと表情が緩みます。普段のドラマと違うのは、今回は来てくれた赤ちゃんはみんな両親のどちらかが外国人なんです。この後、子役も出てきますがかわいいです」
作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。
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