【ばけばけ】さとうほなみ、なみの身請け話に「幸せな結末をありがとうございます」
俳優・さとうほなみがなみ役で出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、演じていて印象的だったシーンや身請け話に悩むなみの心境などについてコメントした。

借金を背負った家族を養うために天国遊郭の遊女となったなみ
俳優・さとうほなみがなみ役で出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、演じていて印象的だったシーンや身請け話に悩むなみの心境などについてコメントした。
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作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。
まずは印象的だったシーンについてコメントした。
「ヘブンさんの女中になったおトキちゃんに『どげ? 私がやるかもしれんかった仕事は』と聞いたシーン(第10週47回)が印象に残っています。『気遣わんでええのよ、恨みも妬みもしちょらんけん』というセリフがなみらしいですね。すぐに前を向けるポジティブな人で、カラッとした性格なのが出ていて、ずっとこうして生きてきたんだろうと思いました。『おなごが生きるには身を売るか、男と一緒になるしかない』というセリフもすごい言葉だとは思いますが、あの時代に遊郭で働くなみにとっては本当にそれしかなかったのだろうと感じます。自分の力は遊郭から出るに及ばないとずっと昔に分かっている。男の人がいないと生きていけないと、カラッと言えるくらいにはいろいろ諦めてきたのだと思います」
身請け話に悩むなみの心境についてどう感じたのだろう。
「セリフにもありましたが、若い時に身を売られたなみは本当に天国遊郭しか知りません。だから、そこを出る怖さがあったのだと思います。長年出たいと思っていたはずですが、ずっと夢見てきたからこそ、もし自分が遊郭以外で生きていけなかったら…と不安が勝って。勢い任せにヘブン先生のラシャメンになろうとした時とは違い、今回は現実がドシンとのしかかって恐怖心につながったのだと思います。そんな中、福間さんが『惚れちょる』とストレートに伝えてくれたおかげで覚悟ができました。実は、去年の初夏あたりはまだなみの結末が決まっていなかったんです。制作統括の橋爪さんから『なみ、どうする?』と言われて『身請けされるほうが幸せです』と返事したけれど、遊郭でめげない姿を見せつづける方が物語としてはいいのかもしれないという思いも。でも、幸せになりたいと思える相手が現れてよかったです。幸せな結末をありがとうございます!」
なみとサワの関係はどんな気持ちで演じたのか。
「なみはおサワに仲間だと言っていたのに、その後すぐに身請けを決めていましたね(笑)。サワに『無理に出んでもええと思うよ』と言ったのも、的を射ていたのか全くわかりません。余計なお世話だったりもするだろうけど、声をかけずにいられないのがなみの性格。遊郭の2階からみんなが見えるので、サワを目にして何か抱えているんだろうなぁと気にかけていたのでしょう。自分はサワとトキの応援団長だと、勝手に思っている節もあると思います。サワを応援したいけど自分の話も聞いてほしい、だから少し押し売りっぽくなってしまうんですよね。なみを演じる時にはちょっと厄介だと思われるくらいのテンションと、それでいて憎めない“ウザかわいい”を意識しました」
最後は今後の見どころを紹介した。
「この先、トキとヘブンの波が激しいお話になっていきます。橋の向こうに渡れたおトキちゃんにも切ないことが起こるし、幸せなのか幸せじゃないのか、それさえもわからなくなってくる。私も早く映像で見たいなと、放送を楽しみにしています。第1週から『ばけばけ』を見て泣いてきましたが司之介さんってひどいのになぜか憎めないですよね(笑)。それは、おフミさんがデキる女だからこそだと思います。私はフミ役の池脇千鶴さんが昔から大好きなので、共演できて本当にうれしかったです!ご一緒したシーンは少ないけれど、池脇さんはじめ松野家の皆さんと現場でいっぱいお話しできたのがいい思い出です」
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