「仮面ライダーセイバー」主人公の時計は“スイスの黄金律” 通常モデルを着用の意味とは

6日から放送が開始された仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーセイバー」(テレビ朝日系)で、スイスの時計会社「ファーブル・ルーバ」の機械式腕時計「レイダー・シーバード」が、主人公・神山飛羽真が着用する腕時計として登場する。

仮面ライダーセイバー【写真:(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映】
仮面ライダーセイバー【写真:(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映】

仮面ライダー作品と「ファーブル・ルーバ」の深い関係…主人公が機械式腕時計を着用するのは3作目

 6日から放送が開始された仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーセイバー」(テレビ朝日系)で、スイスの時計会社「ファーブル・ルーバ」の機械式腕時計「レイダー・シーバード」が、主人公・神山飛羽真が着用する腕時計として登場する。

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 いにしえの物語において、剣を振るう英雄達は鳥を従えていた。海鳥の名を持つこの時計「レイダー・シーバード」もまた、現代の救世主を支え、新たな物語を紡ぐことになる。スイスで製造され、価格は19万5000円(税別)のこの時計は、1960年前後に登場した1stモデル「シーバード」を原点に持つ。小ぶりなサイズ感から、知的で落ち着いた印象を与える。ケース径は37ミリ。これは現代においては女性も着けられるサイズだが、男性ではビンテージウオッチ収集家や時計通が好むサイズだ。「レイダー・シーバード」は37ミリと34ミリの2サイズ展開で、仮面ライダーで神山が着用するのは、37ミリの自動巻きモデルだ。 

 小ぶりなケース、ミッドナイトブルー文字盤、ブラウンカーフレザーが織りなすのは、スイス時計産業における黄金律だ。また、クッションケース、スクエアインデックス、独特の形状の針といったそれぞれの要素が、過去から現代に受け継がれたレトロフューチャーデザインを構成している。なお、神山が着用する「レイダー・シーバード」は、歯車とぜんまいからなる機械式時計であるため、異世界においても電池や電源の心配はないという。

 仮面ライダー作品と「ファーブル・ルーバ」の縁は深い。2018年「仮面ライダージオウ」におけるレイダー・シーキング、19年「仮面ライダーゼロワン」のレイダー・ディープブルーに続き、仮面ライダー作品主人公がファーブル・ルーバの機械式腕時計を着用するのは3作目となる。仮面ライダーシリーズの主人公たちが着用しているのはレイダーコレクションの通常モデル。限定品ではなく、長きにわたって作り続けることができる通常モデルを選定し、いま仮面ライダーシリーズの作品を見ている子どもたちが、大人になって買える時まで作り続けることが「歴史あるブランドとしての使命」と考えているという。

次のページへ (2/2) 【画像】機械式腕時計「レイダー・シーバード」
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