櫻坂46、グループ初のアメリカでのライブ完遂 LAの観客から大歓声
櫻坂46が現地時間4日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催された音楽フェス「J-POP SOUND CAPSULE @AX2025 ~Anisong World Matsuri Returns~」に出演。アメリカで初めてパフォーマンスを披露した。

海外でのイベントにも積極的に出演
櫻坂46が現地時間4日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催された音楽フェス「J-POP SOUND CAPSULE @AX2025 ~Anisong World Matsuri Returns~」に出演。アメリカで初めてパフォーマンスを披露した。
同フェスは、アニメ、漫画、ゲーム、コスプレ、さまざまな日本のPOPカルチャー好きが世界中から集う北米最大級のジャパニーズカルチャー関連イベント「AnimeExpo2025」内で行われた。
櫻坂46はかねてより海外でのイベントにも積極的に出演。2023年はフランス・パリにて開催された「Japan Expo Paris 2023」や、アジアで活躍中のアーティストが集結する祭典「2023 Asia Artist Awards IN THE PHILIPPINES」では、人気賞とベストミュージシャン賞の二部門にて受賞し、日本人アーティストとして初の快挙を達成するなど、日本と世界をつなぐアイドルグループとして活躍している。
そんな櫻坂46のアメリカでの初パフォーマンスの舞台は、エミー賞の授賞式の舞台としても使われ、レディー・ガガやスティーヴィー・ワンダーなどそうそうたるアーティストもライブを行ったロサンゼルス・ピーコックシアター。
本イベント仕様のOvertureが流れると会場のボルテージも一気に最高潮へ。日本でのライブにも劣らないコールの中でメンバーが登場すると、一曲目に披露されたのは藤吉夏鈴がセンターを務める『Start over!』。背景のLEDモニターには、2023年に週刊少年ジャンプのYouTubeチャンネルに投稿された冨樫義博氏原作の『HUNTER×HUNTER』とのコラボMVが投影され、本イベントならではの演出にオーディエンスも大きく湧いた。
続くMCではキャプテン・松田里奈が「Sakurazaka46 in Los Angels! Are you having fun?」と英語で呼びかけるとオーディエンスも大歓声で応え、山崎天が「Thank you for your love and support!」と英語で海外のBuddiesに感謝を述べた。
2曲目に披露されたのは、松田と森田ひかるによるテレビアニメ『ポケットモンスター』エンディングテーマ『ピッカーン!』。世界的にも大人気な『ポケットモンスター』の楽曲、かつ櫻坂46のライブで披露されることも珍しい楽曲ということもあり、会場内が2人のかわいらしいステージングにくぎ付けになった。
続いて披露されたのは、山下瞳月がセンターを務める『自業自得』。先ほどとは打って変わり、本領発揮といわんばかりの息の合った力強いパフォーマンスが繰り広げられた。
最後の曲として披露された『承認欲求』は、前曲と合わせて2ndアルバム『Addiction』にて海外のDJにリミックスもされた楽曲だ。『ピッカーン!』のときとは全く異なる圧倒的なオーラを放つ森田を先頭に、一糸乱れぬダンスを披露し会場を大いに盛り上げた。
言葉の壁を越えて、オーディエンスとの音楽を介したコミュニケーションは、楽曲が終わるごとに歓声がどんどんと大きくなり、アメリカのオーディエンスにも確実に通じていたという。楽曲の披露を終えて会場の観客に感謝の気持ちと別れを告げながら退場。最後のメンバーの大園玲が最敬礼をすると、会場はこの日一番の大きな拍手に包まれる場面もあった。
〇「J-POP SOUND CAPSULE @AX2025 ~Anisong World Matsuri Returns~」でのセットリスト
Overture
M1. Start over!
M2. ピッカーン!
M3. 自業自得
M4. 承認欲求
