パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実が2日、日本テレビ系『上田と女が吠える夜』（水曜午後9時）に出演。長年付き合った彼氏と別れた過去と、その理由を明かした。

　番組中、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「アスリートの人とかってさ、彼氏ができたりすると、ちょっと弱くなる人とかも出てくるじゃない？」と切り込んだ。これに角田は「私は全然、試合には影響しなくて」と回答。「むしろ、（彼氏が）いた方が強いというか……」と述べ、「1週間頑張れる理由は土日にデートできるから……とか」と告げた。

　一方で、角田は「選手登録の名前を変えるのが面倒で結婚しなかった」ことも告白。「角田夏実としてゼッケンもつけて試合をずっとしてて勝ち上がってって。なのに、結婚した時に名前が変わってゼッケンを変えるってなったら、『誰？』ってなっちゃうので。それがちょっと面倒くさいというか……。道着も一式変えなきゃいけないし……」と説明した。

　これを受け、上田が「それはタイミングないの？　今は世界大会がないから、この時期に結婚して、次の大会はゼッケン変える。田村亮子さんも田村で金、谷でも金っていって。変えて出たりなさってたじゃないですか」と聞くと、角田は「お付き合いしてた時は、そこまで勝ててなかったので」と発言。「やっと角田の柔道っていうのが出てきたのに、そこで変えちゃうと……っていうのがあって」と振り返った。

　その相手は同じ柔道家だったそうで、角田は「7年くらい付き合ってたんですけど、ちょうど向こう（彼氏）が引退する時期で。私がこれから一番強くなれる時だった」と回想。「向こうは普通の仕事をしだして、ちょっと柔道に対しての価値観が変わっちゃって。なんか一緒にいるのが苦しくなって……」と語ると、「今まで一緒の方向を見て頑張ってたのに……っていうのがあって、お別れしちゃったんですけど」と続けた。

　角田は「今は別に（名前を）変えてもよくて。めちゃくちゃ結婚したいって思ってるんですけど、その圧が強すぎて……」と苦笑い。「紹介してもらったりして、みんなでご飯とかで会った時に、めっちゃ結婚したいんですって言っちゃうと、圧が強くてって思うんですよね。今すぐでも同棲できます！　みたいな感じで……」と分析すると、共演のオズワルド・伊藤俊介が「住み込みで働けます！　と同じニュアンスなんですね」とツッコミを入れる一幕もあった。