“Mr.都市伝説”と呼ばれる関暁夫（せき・あきお）が、29日放送のテレビ東京系『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2025夏』（午後6時30分）に出演し、「ケネディ大統領暗殺事件」の真相に迫っている。同番組は“都市伝説テラー”たちが集結し、驚きの話を語りつくす人気シリーズ。7年ぶりに事件現場の米国・ダラスでの取材を終えた関がENCOUNTのインタビューに応じ、同事件と宇宙との関わりなどを語った。（取材・文＝イシイヒデキ）

――『やりすぎ都市伝説』は今年で20年を迎えます。20年間続いてきたことをどう感じていますか。

「20年前、『芸人都市伝説』（『やりすぎコージー』の1コーナー企画）として深夜に始まった時、まことしやかなものだけど『信じるか信じないかはあなた次第です』と言った時に受け入れられない人もたくさんいました。ファンの方々が楽しんでくれているのはもちろん、理解してくださる方が増えていることが嬉しいです。今では視聴者の方が都市伝説を通して、世界情勢が見えるようになったと感じています」

――番組の影響もあり、今では都市伝説系YouTuberも増えています。

「やりすぎで関が言ってきたこと、それが形として伝承されている。やりすぎの20年間の功績は大きいと思っています」

――「『やりすぎ都市伝説』は5年先の情報を伝えている」と常に話していますが、今回はどんなことが語られるのでしょうか。

「2026年から始まる新たなフェーズ、New World Order。そこに向けての入り口を伝えます。2026年から何が一般的になっていくのか、それを自分の目で確かめてください」

――関さんにとって7年ぶりのダラス。どんな取材を行ったのでしょうか。

「第2次トランプ政権が発足して、ドナルド・トランプ大統領は定期的にジョン・F・ケネディ大統領の話をしています。前任の時にもケネディ暗殺に関する資料・ウォーレン報告書を公開しているのですが、全文は公開されていません。2025年はウォーレン報告書の8万ページある文章の中から7万ページを開示する。残りの1万ページに何が書かれているのか、そこを取材してきました」

――2026年のNew World Order突入を前に、番組で世の中に伝えたいことは。

「人類が変化する時が訪れるので、いろいろと地球上の出来事も変化します。世界情勢や政治の変化もあれば、生命体の変化も同時に行われる。それは全部、宇宙が進化している流れにおいて、ポールシフト（磁極の逆転）とされるものがあったり、地球自体の進化が起きているので、生命体や微生物とされるものの進化も伴っています。進化という名の変化に対応できるか。その変化に対応できた人間が進化を辿れる。国内においての変化に対応しつつ、守らなければならないものはしっかり守ってください」

――2026年2月21日には、2度目となる日本武道館での番組イベントが開催されます。

「『進化とは何か』を自分と向き合う時間にしてほしいと思っています。テレビを見て楽しんで、そのあとにYouTubeを通して知る情報もある。さまざまなメディアを通して情報の形は変わりますが、アナログの現場ではないと感じられないこともたくさんあるので、あなたの中のやりすぎがさらに進化します」

――都市伝説テラーの第一人者として、これから果たしたいことは。

「都市伝説系YouTuberもたくさんいるので、感度が高いYouTuberを育てたいですね。『やりすぎ都市伝説』を見てきてくれたメディア関係者とも重なって、新しい時を切り開きたい。日本を面白くですね。夢を持っていきましょう。『全員、空を見ろ』と。そうすると、その空には肉眼で見えるから、未確認飛行物体が。求めている人たちには、求めているものがちゃんと見える時代がすぐそこに来ています」

――放送を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。

「常に新しいゲートを開くことは、自身の内から湧き上がる情熱。いろんな環境があるけど、どんな時でも湧き上がる情熱を止めてはダメ。その瞬間、自分に嘘をつくな。だからこそ、情熱というものでちゃんとつながりましょう。自分の持っている情熱を湧きあがらせて、情熱でつながり『やりすぎ都市伝説』をお楽しみください」

□関暁夫（せき・あきお）　1975年6月21日、東京都出身。1996年から2009年までお笑いコンビ・ハローバイバイのメンバーとして活動。その後はハローバイバイ関暁夫の芸名で活動を続け、11年12月30日にはMr.都市伝説 関暁夫に改名。決め台詞は「信じるか信じないかはあなた次第です」。