MBSの大吉洋平アナウンサーが24日、同局『よんチャンTV』（月～金曜午後3時40分）に出演し、8月で退社してフリーに転身することを発表した。火曜日に担当するコーナー『大吉アナの高コスパ!お得ハンター』でこの日は25日にオープンする『ドン・キホーテ京都伏見店』から中継。ラストでこの日でコーナー終了とともに、次週から若手アナの企画がスタートすることを伝え、理由として自身の退社を報告した。

　大吉アナは「『お得ハンター』なんですが、実は今日をもって終了ということになりまして。来週からは若手アナウンサーたちがまた楽しい企画を盛り上げますのでご期待ください」と報告すると、「というのもですね、私が8月をもってMBSを、大好きなMBSを退社することになって、『個人としてフリーランスという形でいろいろメディアの仕事もイベント司会なども頑張って行こう』という決断をしたのがきっかけでございます」と説明した。

　大吉アナは「プラットホームは変われど、皆さんにまたもっともっと声をお届けできるように頑張ってまいりますので。スタジオの皆さんも、テレビをご覧の皆さんも、（ロザン）菅（広文）さん、今後もどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。コーナーで大吉アナとの掛け合いで笑いをとっていた菅が「大好きやったら、退社せんでええやんか」と鋭い質問。

　笑いが起きる中、大吉アナが「いやいやいやいや、大好きなんですけど。大好きなんですけど、またね、『帰って来たお得ハンター』できたらいいなと思ってますんで。大好きなんですけど、いろいろチャレンジしようと思いまして」と慌て気味に返すと、菅は「分かりました」と納得。中継を締めた大吉アナに、MCの同局先輩・河田直也アナが「現場から『お得ハンター』、大吉アナウンサーでした。お疲れさまぁ」とねぎらい、元NMB48の吉田朱里、元プロテニスの沢松奈生子氏らからは「寂しい」と声が上がった。

　2008年入社の大吉アナは8月23日に40歳を迎える。