落語家の笑福亭鶴瓶が8日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン日曜日』（午後10時）に生出演。「出たくない」というバラエティー番組を告白した。

　この日の放送では、結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND』で優勝したツートライブが登場。大会初戦で金属バットに敗れながら、大会を盛り上げた1972年結成のザ・ぼんちについてトークした。鶴瓶と同じ73歳の里見まさとは大会後、大会に参加した後輩芸人と共に「（朝）4時半まで飲んでたらしいです」と明かされた。

　ツートライブ・たかのりは「（飲みに行った）理由が『悔しいから』。飲みに付き合ってくれ言うて。『悔しい、悔しい』ってずっと飲みで言うてたらしい」と当日のまさとについて説明。「かっこいい」と声が上がる中、周平魂が「鶴瓶師匠が『R-1（グランプリ）』に出て（負けて）悔しいって言ってる状態」と例えると、鶴瓶は「オレ、あんなん出たないわ」とこぼして笑わせた。

　すると、鶴瓶はフジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会』も「出たくない」とし、「（明石家さんまから）電話かかって来て『兄さん、出てえな』言うから、『勘弁してくれ』と。そんな実力ない。（あの番組で）あいつが向上しとんねん」と拒絶反応。周平魂が「神回ですけどね、鶴瓶師匠が出られたら」と言い、MBS・藤林温子アナウンサーも「見たい」と声を上げた。

　しかし、鶴瓶は「いやいやいや。いらん、もう。怖いわ。（番組名を）聞いただけで怖い。（さんまが）『何で出てくれまへんねん』（っていうから）、『どうしていいんやわかれへん』」と出演したときのことを考えると寝られなくなると打ち明けた。