きっかけは盗難被害 万博、ミャクミャクが繋いだ“優しさのリレー”にネットほっこり「泣ける」

日本とジョージアで暮らすラトビア出身のソーシャルメディアインフルエンサー、アルトゥルさんが7日までにXを更新し、大阪・関西万博のバルト館にまつわるエピソードを明かしている。

関西万博【写真:ENCOUNT編集部】
関西万博【写真:ENCOUNT編集部】

ラトビア人インフルエンサーが発信

 日本とジョージアで暮らすラトビア出身のソーシャルメディアインフルエンサー、アルトゥルさんが7日までにXを更新し、大阪・関西万博のバルト館にまつわるエピソードを明かしている。

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 大阪・関西万博のバルト館では今年5月、入り口付近に置かれていたマスコットキャラクター「ミャクミャク」の人形が盗難被害にあった。

 事件から数日、現場には続々とミャクミャク人形が持ち込まれ、駐日リトアニア大使のオーレリウス・ジーカス氏は「こうして親善の気持ちを示してくださる日本の皆様に、心より感謝申し上げます」と感謝をつづり、日本推しラトビア人としてXのフォロワー47万人のアルトゥルさんも大量のミャクミャク人形を抱えて、日本人のやさしさに感動していた。

「バルト館のミャクミャク様が盗まれた投稿を見て、たくさんの方がミャクミャク様を持ってきてくださいました!! 本当にありがとうございます!! バルト館のスタッフ全員で日本の方の優しさに感動しています。こんな幸せを運んでくれた皆様、そしてミャクミャク様、ありがとうございます」

 あれから間もなく1か月が経過しようとする中、アルトゥルさんは「大事なお知らせです!」とつづり、持ち込まれたミャクミャク人形の行方について明かした。

「バルト館へいただいたミャクミャク様たちですが、大阪市内の病院へ寄贈させていただきました! 万博へ行きたくても行けない方に、皆様の優しさを繋げることができました。本当に温かい気持ちになれるストーリーをありがとうございます! 私もめちゃ嬉しい!」

 この報告に対しては、「始まりは残念な出来事でしたが、それを上回る優しさと行動に心があたたかくなりました」「めちゃめちゃステキだと思います!」「素敵なアイデアですね」「繋がる優しさ」「素敵なお話」「優しさのリレーに泣ける」などの声が寄せられていた。

次のページへ (2/2) 【写真】万博・バルト館→大阪の病院へ寄贈されたミャクミャク人形
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