2025年2月8日に解散したロックバンド・NoisyCell（ノイジーセル）のベーシスト Kiaraさんが5月13日に死去したことが18日、グループの公式SNSで発表された。

「大切なお知らせ」とし、「NoisyCellを応援してくださっている皆様に謹んでご報告いたします。NoisyCellのベーシスト Kiaraが、2025年5月13日に永眠いたしました」と報告。

「彼はとても繊細で優しく、いつも周囲を気にかけながら、人一倍仲間を思いやる人でした。私たちにとって彼は、かけがえのない友人であり、仲間であり、家族です。そんな彼のことを、こうして言葉にしなければならないのが本当につらく、胸が締めつけられる想いで、メンバーもまだこの事実を受け止めきれず、悲しみの渦中におります」と思いを記した。

「尚、葬儀は本日ご親族のみで執り行われました。ご家族からは『お心の中でそっと見送っていただけたら』とのご意向をいただいております。生前Kiaraを支え、NoisyCellを応援してくださったすべての皆様に、改めて深く御礼申し上げます。どうか、Kiaraという大切な存在がここにいたことを、これからもそっと心に留めていただけたら幸いです。Kiaraの冥福を心よりお祈り申し上げます」と呼びかけた。

　なお、KiaraさんのXでの最後の投稿は4月1日。「もう何も言う事は無い！　ただただメンバー、僕らの音楽を好きでいてくれてる人、関わって下さった方々に感謝です。本当にありがとうございました」と、ライブ当日のリハーサルで起きたベースのトラブルや、バンドメンバーへの感謝を長文でつづっていた。

　NoisyCellは14年にメジャーデビュー。20年、新型コロナウイルスによる社会情勢や活動の自粛を理由に、活動を休止。25年2月8日、ラストライブの開催をもって解散した。