お笑い芸人のケンドーコバヤシが7日、水曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後10時）に出演。FUJIWARA・原西孝幸の小遣い月5000円説を唱え、苦しいやりくりをしていると明かした。

　小遣い制についての話題から、アンガールズ・田中卓志が「原西さんがいくらでしたっけ？」と少ない代表格として名前を挙げると、ケンコバは「5000円とかちゃうかな」とコメント。20歳の≒JOY（ニアリーイコールジョイ）・江角怜音が「えっ？」と声を上げ、タレントの筧美和子も「月ですか？　すごい」と反応。田中は「ホントよ、これ」と言い、ケンコバも「55歳ぐらい（実際は54歳）で5000円よ」と再び口にし、超低額を前提に話が進んだ。

　山根良顕が「太田（光）さんとかもそんな感じだよね。小遣いもないぐらいの感じ」と言うと、田中は「太田さんは使わないっていうだけなの」と説明。ケンコバは「太田さん、そういう人やんか。原西さんって誰より独身の時、お酒を愛する人やった。でも5000円やからさ、お酒やめた。だって1日でなくなるらしいから、そんなの」と語った。

　山根は「あの人、釣りすごい好きじゃないですか」と言うと、ケンコバは「釣りとゴルフ」と補足。山根は「それ（釣り）のギア（用具）って買わないといけないじゃないですか。小遣いじゃ無理ですよね」と聞くと、ケンコバは「小遣いを数年間、積み立てて、ちっちゃいルアー買う」と明かした。さらに、「1枚のパンツを12年ぐらい履いてるって言うてたで。買い替えることなく」と言い、「俺はあの人生やったら一生、独身でええなと思う。俺はね」と発言。「（ただ）原西さんは幸せなの」と付け足し、山根は「娘さんとかと遊んだりとか」と続いた。

　田中は「あそこまで徹底して5000円なのも、確かに芸能人で原西さんしか…。ちょっと派手に使えるみたいなぐらい稼げるじゃん」と指摘。ケンコバは「誰より車とかバイク好きだからあの人。若手の時。マニアックな、不人気やけど『俺はこれが好きやねん』、っていうバイクとか車とかを買ったりして、眺めて、時間あったら走ったりしてたけど。今5000円ですから徒歩です」といじった。

　田中は「何でそうなる」と笑いつつ、「でも原西さん、お子さんもいらっしゃるけど、原西さんぐらいの稼ぎあったら、5000円になるはずないじゃないですか。絶対、3万（円）はもらっていい。小遣いだよ、家庭のために貯めるとしても、3万（円）は絶対もらえる権利あるじゃん」と力説。ケンコバは「この東京で3万でやりくり、普通、1か月無理。暮らせないのよ。ちゃんと徒歩と電車使って暮らしてても、3万なんて超えちゃうのよ、東京の物価は」と口にした。田中が「そうですよね。節約術を聞きたいよ、原西さんに」と話すと、筧や江角も同調。

　ケンコバは「（原西は）酒をやめるために、キックボクシング始めて、疲れて寝ることを覚えた」と明かして笑わせた。筧が「この仕事ってお弁当出るから。ありがたいことに」と言うと、ケンコバも「そうね。餓死することはないわね」と同調。筧は「意外と食費は浮くのかも」と推測していた。