関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）が24日、放送され、この日、神戸市内で会見し、次期参院選に出馬表明した前明石市長の泉房穂氏の話題を取り上げた。

　昨年4月に大手芸能事務所ホリプロの所属になったことを発表した泉氏。MCの青木源太アナウンサーから「泉さんは事務所に所属してテレビ出演も多数でした。これまでもいろんなタレントさん、芸能人が参議院（選挙）に出馬するということがありましたけれど」と話を振られた芸能解説の大村正樹氏は、「泉さんは去年、大手のホリプロに所属された。すごく本人も喜んでましたし、（サポートも）手厚かったんです。あっという間にテレビ、ラジオに引っ張りだこになって、講演も舞い込んでくる」と露出が激増したと説明。

　立候補を表明すると、選挙終了まで事実上、タレント活動は不可能。当選の場合もフル稼働とはいかない。大村氏は「順風満帆な1年だったと思うんですけれど。その前の年に（この日出演の）岩田（明子）さんがホリプロさんに入ってらっしゃるんで、文化人の層が一気に厚くなって、（事務所に）仕事も入って来るし、たぶん今後の事務所としてのビジョンもあったと思うんですけど、“あまりにも早い”っていうのはあったと思いますよ」とコメントした。

　さらに、「このタレント活動が（選挙への）プロモーションの一環だとしたら、プロダクションとしたら“ちょっとがっかりだな”っていう感じがしますよね」と話した。「本人の気概も聞いて見なくちゃ分かりませんけれど」とした上で、「本当にプロモーションのためのアドバルーン的に（だったら）ね。だって、僕らも泉さん知らなかったし。東京のラジオとか聞くと“あっ、この人意外にいい人だ”っていうふうに思っちゃうんですよ。（知名度と）好感度は上がったはずなんで、そのためのプロモーションだったらちょっとがっかりだし、事務所サイドもそこは“えっ”て思うところはあると思いますよ」と見解を示した。