フジ椿原慶子、永島優美アナが3月末で退社 “異例”の同時発表、ともにキャリア10年以上の実力者

フジテレビは10日、椿原慶子アナウンサー、永島優美アナウンサーが今月31日をもって退社することを発表した。

永島優美アナウンサー(左)と椿原慶子アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】
永島優美アナウンサー(左)と椿原慶子アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】

椿原アナ「フジテレビに心から感謝」

 フジテレビは10日、椿原慶子アナウンサー、永島優美アナウンサーが今月31日をもって退社することを発表した。

 椿原アナは兵庫県出身で、1985年10月28日生まれの39歳。聖心女子大文学部卒で、2008年4月に同局に入社した。これまで『スーパーニュース』(08~15年)、『THE NEWSα』(17~18年)など、報道番組を中心にキャスターとして活躍。18年10月には一般男性と結婚し、19年に第1子、21年に第2子が誕生していた。現在担当する『週刊フジテレビ批評』(土曜午前5時30分)は、3月29日をもって卒業する。

 永島アナも同じく兵庫県出身で、1991年11月23日生まれの33歳。関西学院大社会学部卒で、2014年4月に同局に入社した。16年4月から21年3月まで『めざましテレビ』、21年4月~23年3月まで『めざまし8』のそれぞれメインキャスターを務めた。父は元サッカー日本代表の永島昭浩氏で、24年1月に第1子となる女児を出産。現在は育児休業中となっている。

 異例ともいえる人気アナ2人同時の退社発表に、SNSでは「新しい門出、応援ですね」「お疲れ様でした」「残念すぎるけど、第2の人生も応援します」などの声が上がっていた。

 退社を発表した2人のコメント全文は、以下の通り。

○椿原慶子アナ

「この度、17年間お世話になったフジテレビを退社しますことをご報告いたします。視聴者の皆様の信頼回復が重要な時に会社を去ることとなり、大変心苦しくも感じていますが、アナウンサーとしてキャリアを積む中で、2度の出産・育児を経験し、もう少し家族との時間を大事に過ごしたいという思いが強くなり、昨年11月に会社に退職の意向を伝え、退社の準備を進めてまいりました。阪神淡路大震災を被災した経験から、小さな声に耳を傾け、心を寄せる伝え手になりたいとフジテレビに入社し、幸いにも様々な報道・情報番組を担当させていただきました。未熟な私に機会を与え、育ててくれたフジテレビに心から感謝しております。また、長きにわたり見守ってくださった視聴者の皆様、本当にありがとうございました。温かい先輩やスタッフ、どんな時も寄り添ってくれた同僚など、多くの方々に支えていただいた幸せな17年間でした。フジテレビでの全ての出会いや経験は、私の一生の宝物です。今後は、家族との時間をさらに大切にしながら、自分のペースで人生を歩んでいきたいと思います。ありがとうございました」

○永島優美アナ

「2025年3月31日をもちまして、11年間お世話になったフジテレビを退社することになりました。数年前から会社にも自分のありたい姿や挑戦したいことについて相談をしておりましたが、昨年10月に決意し、退職の準備を進めてまいりました。視聴者の皆さまの信頼回復が重要な時期に、このようなご報告をさせていただくことは大変心苦しく感じております。入社1年目から様々な挑戦をさせてもらい、約9年間『めざましテレビ』『めざまし8』と、皆さまの大切な朝を共に過ごさせていただいたことは何にも代え難い経験です。これまで取材に応じてくださった皆さま、いつも番組を見てくださった皆さま、11年間本当にありがとうございました。番組を通じてたくさんの方と出会えたことが、今の私の全てです。今後は、これまでアナウンサーとして培ってきた“伝える力”を活かした仕事はもちろん、25年間続けてきた“ダンス”を中心としたスポーツに関する仕事や、3年前に取得した資格『果物インストラクター』『オーガニックフルーツソムリエ』として、フルーツの魅力を伝える仕事に携わっていきたいと考えています。これまでの感謝の気持ちを胸に日々精進してまいります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします」

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