佐々木蔵之介&二階堂ふみ、テレ東開局60周年で“若き挑戦者”に密着「テレビにも希望を持ってくださったら」
俳優の佐々木蔵之介と二階堂ふみが、テレビ東京系で3月9日に放送される『テレビ東京開局60周年特別企画 JAPANプロジェクト第4弾 未来を創れ!若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち』(午後8時50分)の取材会に出席した。

佐々木と二階堂は“2084年から送り込まれた政府のエージェント”役
俳優の佐々木蔵之介と二階堂ふみが、テレビ東京系で3月9日に放送される『テレビ東京開局60周年特別企画 JAPANプロジェクト第4弾 未来を創れ!若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち』(午後8時50分)の取材会に出席した。
同番組は、テレビ東京で2024年に3回放送された『JAPANプロジェクト』の第4弾。佐々木と二階堂がナビゲーターを務める。フィクションのドラマパートと、新撮のドキュメントパートで構成。日本の知られざる挑戦者から、未来を照らす“再興”のヒントを探る。佐々木と二階堂はドラマパートで、“2084年から送り込まれた政府のエージェント”諸星規律と安縫希望を演じる。2人は政府が極秘裏に進める「日本経済再生計画」を完遂するため、未来を救う鍵となる“希望の種”を探すために送り込まれた。
第1弾では「日本の食」「ものづくり」に光を当て、第2弾では「海と大地を救う挑戦者」に注目。二階堂がアフリカ・ケニアを初訪問し、野生動物の躍動をリアルに感じた。さらに第3弾は、佐々木が北極圏のスピッツベルゲン島に。現代版「ノアの方舟」と呼ばれる世界種子貯蔵庫の謎を追った。
シリーズ最終章となる今回は、“希望の種”を求めて2人が再び現代にやってくる。ドキュメントパートでは、日本の未来を作る「若き力」に注目。世界が熱狂する JAPAN コンテンツ『ウルトラマン』の舞台裏や、起業家を目指し全国から“希望の種”が集まってくる学校の挑戦などを紹介。さらには売上高470億円に迫るテンポスホールディングスの“破天荒社長”が仕掛けた後継者レースの現場にも密着。創業130年を超えるかまぼこ店を継いだ“素人社長”との対談から「挑戦のヒント」を見出す。
この日、ドラマパートの撮影後に取材に応じた佐々木は、「今回も『あ、そうだ、そうだ』と思い出しながら、不思議な感覚で演じさせていただきました。60年後の人間、しかも日本の経済のこと考えているという、あまり演じたことのない役。普段のドラマの思考とは違う文脈で演じている感じがしますね」と撮影を振り返った。二階堂は、「初回の撮影が24年の3月頃で、もうあの“不思議な空間”からもうすぐ1年経とうとしているんだなと。『時が流れるのは早いな』と思いながらやっていました」と語った。
構成がドキュメンタリーパートと分かれている中での撮影に佐々木は、「ドラマだけで進行する番組ではなくて、ドラマがあくまでも“緩衝材”として入っていく。その中で、次の(ドキュメンタリー部分への)橋渡しのようにできたらいいなと。そこがちょっと通常のドラマとは違う」と語り、「橋渡しして次に繋げて、お客さまにちょっと身近に感じてもらう。そこが普段のドラマ撮影ではない要素になってくる。そこを面白がろうと思いました」と工夫した点を明かした。
二階堂は、「若き力」にフォーカスし“希望の種”を見つける同作について、「テレビ業界の中で希望を持って“ものづくり”をしてきたクリエイターの人たちが、開局60周年ということで、力をかけたプロジェクトです。いろんな方たちが取材を受けていますが、テレビを作ってきた方々の思いも込められていると思う」と説明。「そういったものを感じながら 『テレビって面白いなあ』と思いながら見ていただきたい。テレビにも希望を持ってくださったらいいなと思います」と呼びかけた。
佐々木も、「今回で4回目なので、『60周年でチャレンジし続けていく姿勢』を見せくださっている。そこに参加できたことに感謝しています。視聴者の皆さんに楽しんでご覧いただけたらなと思っています」と語った。
