お笑いコンビ・レイザーラモンのレイザーラモンHGが28日、フジテレビ系『全力！脱力タイムズ』（金曜午後11時）に出演。米国の刑務所で起きた衝撃エピソードを明かした。

　この日は、自慢話No.1を決める企画「G-MAN CLIMAX」を実施した。HGのほか、メインゲストの品川庄司・品川祐、ダンディ坂野、ゆってぃ、長洲小力らが参戦。まずHGは大ブレイクした2005年、その大みそかでの超多忙スケジュールを回想し、見事に1回戦を突破した。

　準決勝では「特番でアメリカのシカゴの外れにある、超極悪人しか収容されない刑務所に泊まろうというロケに行ったんですよ」と切り出し、「でっかい食堂に、いかつい囚人のみなさんが食事されている隅っこの方に場所を取ってもらって、囚人飯を食レポしていたんですよ」と発言。続けて、HGは「そしたら、一人の囚人が俺の方を指さして『わー！』って言ってるんですよ」と語った。

　いかにも緊張感がただよう中、その囚人が発した言葉は「知ってるぞ俺、あいつ！　プロレスラーのHGだろ！」。HGは「YouTubeか何か、僕のプロレス動画が出回っていて、アメリカにまで……」と説明すると、「それが伝染して『俺も知ってる！』って囚人が暴動みたいな感じになった」と振り返った。

　結果、刑務官が「分かった！　分かった！」と囚人たちを落ち着かせるために、急きょ、サイン会を開催。HGは「一人一人の聖書とか家族の写真の裏とかにサインしたんですよ」と告げ、共演者たちを驚かせた。