光GENJIの元メンバー・佐藤アツヒロが17日、都内のサンシャイン劇場で行われた舞台『デスティニー ‐アドラメレクの鏡‐』の製作発表記者会見に出席。12年ぶりの再演へ向けて意気込みを語った。

　演劇ユニット「30-DELUX」の代表作『デスティニー』が、12年ぶりに再演が決まり、佐藤、鈴木達央、瀬戸かずや、今江大地をはじめ実力派キャストが集結。本作は、生と死の狭間で葛藤し、何を選択し、どう生きていくのか、大胆かつ繊細なテーマのSF演劇エンターテイメントとなっている。会見には、鈴木、瀬戸、今江、緒月遠麻、清水順二も出席した。

　初演から引き続き主演を務める佐藤は、「今回で3回目になりますが、新作のような気持ちで挑みたいと思っています」とコメント。取材陣を前に即興で殺陣のアクションを披露することになると、見事な太刀捌きを見せ「2000年の時に『犬夜叉』でやって以来、立ち回りが好きなので、また舞台で披露できるのはうれしいのです」と話した。

　1月にSTARTO ENTERTAINMENTのジュニア公式TikTokアカウントで、ジュニアと『勇気100％』を踊る様子が公開され、話題になった佐藤。後輩との共演に刺激を受けている様子で、「気合が入りますね。10代の中に入るというのは、そうとう気合を入れないとダメなので、一瞬でオーラが出る魔法を自分の中でかけてやりました」と振り返った。

　今作でも、STARTO ENTERTAINMENTの後輩で、「timelesz project -AUDITION-」に参加して注目された今江と共演。「大地とは一度舞台をやっていますけど、今回は立ち回りがあります。大地の立ち回りは絶対に違う見せ方をしてくる」と期待し、「どっちもかっこいいねと言われたいので、切磋琢磨してゴールを目指したいです。大地との一騎打ちが見所です」と予告した。

　本公演は、4月18日から27日まで東京のサンシャイン劇場、5月3日と4日に福岡・久留米シティプラザ、16日から18日まで大阪・サンケイホールブリーゼ、23日から25日まで愛知・アマノ芸術創造センター名古屋、28日にさいたま市文化センターで上演される。