NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが2日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日は、『おむすび』の第46回が放送され、神戸のさくら通り商店街で、夏休みこども防災訓練が行われることになり、主人公・米田結（橋本環奈）が炊き出しの協力を頼まれる展開が描かれた。また、阪神・淡路大震災の避難所生活の回想シーンもあった。『あさイチ』では大吉が商店街のみんなと距離のある渡辺（緒形直人）を思いやったほか、炊き出しで結が何を作るか予想する形で朝ドラ受けを行った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『おむすび』の第46回では、避難所の様子の回想シーンが描かれた。美佐江（キムラ緑子）の幼い娘が体調不良になる様子も。食べ物が不足する中、体調不良の原因は野菜類の不足、トイレ事情などもあって便秘だった。そこに渡辺が自宅からワカメなど食料を持ってきてくれた。医師がワカメは便秘にいいと言っていたこともあり美佐江は泣いて感謝した。その後、渡辺はまだ危険な自宅に「真紀はもうおらん。いつ死んでもええ」と言って戻って行った。

『あさイチ』では大吉が渡辺のつらい心情を察し、思いやるかのように「ナベさん。ねえ」と声を発して朝ドラ受けをスタートした。その後、鈴木アナが「偏りますね。避難所生活だと、食事も……、便秘か。リアルな話だなと思って」と語った。大吉は「ナベさんとね、みんながまた、もう1度ね、仲良くなってほしいね」と語った。

　その後、華丸が「炊き出しは何を作るか」とみんなの予想を聞く流れに。大吉は「あんまりここで予想するのも」と言いながら「私はワカメおにぎり」と答えていた。華丸は「安易すぎます。今日の内容をギュッとしただけ」と指摘。これに大吉も黙っていなかった。華丸に対し『あさイチ』の放送前に「かといって、あなたの明太子おにぎりは……炊き出しで生ものはどうかと思うよ」と言っていたことを紹介。さらに、華丸が「焼けばいいじゃないか」と言っていたことも明かしていた。