俳優の奈緒が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』（火曜午後10時）の第7話が19日に放送された。今回は小関裕太演じるエリート公務員・大葉奏斗の行動に驚きや応援の声があがっている。

（※以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・ほこ美（奈緒）が、人生どん底のタイミングで謎の男・海里（玉森裕太）に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。まじめで真っ直ぐな性格のほこ美・29歳は、結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏が浮気していたことも発覚。そんな中、優しくて人懐っこい海里に出会ったことをきっかけに、自分を変えるためボクシングの世界へ一歩踏み出していく。

　晴れて両思いとなったほこ美と海里。ほこ美はプロテストに向けて練習を重ね、海里はスポーツカメラマン・朝倉修太郎（安井順平）のもとでカメラの仕事に励んでいた。初めてのドライブデートも楽しみ、ほこ美は幸せを噛みしめる。

　そんな中、ほこ美は職場の会議室に会社用のパソコンを置き忘れてしまう。パソコンに気づいた同期の新田撫（玉井詩織）は、思いを寄せる上司の大葉がほこ美に片思いしていることや、海里との恋も仕事もボクシングも順調なほこ美をひがみ、パソコンを隠してしまう。さらに上司たちにほこ美の悪いウワサを流すのだった。友人だと思っていた撫の豹変ぶりにショックを受けるほこ美。大葉は処分が下らないようにほこ美を守るが、撫は大葉に海里とほこ美が交際していることを告げた。

　その頃、海里は朝倉からアメリカでボクシングの密着撮影を行うチャンスを与えられる。半年間日本に帰ってこられなくなるが、海里はアメリカに行くことを選ぶ。その事実を知った大葉は、せめてほこ美のプロテストの日だけは帰国してほしいと伝える。さらに海里を呼び止め、「俺、佐藤のことが好きです。佐藤が悲しむところを見たくないんです。だからもう、逃げるようなことはしないでくださいね。もしプロテストの日に戻ってこなかったら、俺、佐藤に……」と伝えた。

　海里はアメリカに行きたい気持ちをほこ美に伝え、ほこ美は「応援します」と海里の背中を押した。笑顔で「待ちませんから」「これでさよならです」と答えると、2人は別れることを決めた。

　半年後のプロテストの日。各段に上達したほこ美はテストに挑む。会場に海里の姿はなかった。そこに現れたのは大葉。テスト終了後に海里が会場にいないことに気がづくと、ほこ美に声をかける。「俺さ、佐藤が苦しむの、もう見たくないんだ」という言葉に、驚いた表情を見せるほこ美。大葉は続けて「佐藤のことが、ずっと好きだった。てか、超好きだ。……佐藤を支えるの、俺じゃダメかな」と思いを伝えた。

　ずっと自身の思いを秘めていた大葉の告白にSNS上では、「真っ直ぐな男大葉さんからの超絶可愛い告白！まさかの『超好きだ』wwww」「ほこ美に長く切ない片思いをしていた大葉さんがついに動きだした～～！」「大葉さんの告白やばかった」「大葉さんの言葉選び全てにきゅんなんですけど」と興奮の声が。また「海里VS大葉？早く先が知りたい！」「どっちに転んでも良き！ショートケーキかガトーショコラかってぐらいの甘い戦い」といったコメントも見られた。