『オクトー』タイの人気俳優が日本ドラマに出演「本当に光栄」 PSYCHIC FEVER小波津志はドラマ初出演

人の感情が“色”で見える特殊な力を持つ刑事・心野朱梨が、取調室でそうした感情を見ることで、不可解な事件の真相に迫る新感覚刑事サスペンス『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨(しんのあかり)~Season2』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)。2022年の Season1からさらにスケールアップして、飯豊まりえ演じる朱梨の“感情捜査”が冴え渡っている。

『オクトー』に出演するサポン・アッサワマンコーンと小波津志【写真:(C)ytv】
『オクトー』に出演するサポン・アッサワマンコーンと小波津志【写真:(C)ytv】

2人はドラマのキーパーソンを熱演

 人の感情が“色”で見える特殊な力を持つ刑事・心野朱梨が、取調室でそうした感情を見ることで、不可解な事件の真相に迫る新感覚刑事サスペンス『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨(しんのあかり)~Season2』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)。2022年の Season1からさらにスケールアップして、飯豊まりえ演じる朱梨の“感情捜査”が冴え渡っている。

 今シーズンでは、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人事件の容疑者クリットを演じるタイの人気俳優Greatことサポン・アッサワマンコーンと、ドラマのオープニング曲『Cold Rain』を歌うPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの小波津志が出演している。そんな2人にドラマ出演への思いを聞いた。

 Greatはタイで数々のドラマに主演し、その演技力が高い評価を得ている注目の俳優。ドラマでは、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人容疑者クリット・ウォンラットを演じている。

 日本から出演のオファーに、「最初はとてもうれしかったし、ちょっと驚きもしました。Season1も見たのですが、この素晴らしい作品に僕でいいのかなと思いましたけど、出演できて本当に光栄です」と喜びを語る。

 小波津は、PSYCHIC FEVERのメインボーカルとして2022年にデビュー、直後からタイを拠点にアジアでの活動を展開している。クリットの過去にまつわる重要な鍵を握る謎の人物を演じ、今回がドラマ初出演となる。

 出演が決まり、「本当にうれしいの一言で、演技を習ったことはありましたが、実際に自分で演じられる。しかも、タイに関わる役というのが自分の中では大きかった。タイでの活動もさせていただいていたので、それがこうして形になったのだと、かみしめながら撮影に臨みました」としみじみと語った。

 役柄について、Greatは「クリットは、日本で起こった殺人事件に巻き込まれて、容疑者として逮捕されてしまうのですが、物に残った感情、『残留感情』が見える。例えばテーブルに手を触れたら、そのテーブルにどんな感情が残っているのか分かるという人物です」。小波津は「Greatさん演じるクリットの過去について重要な鍵を握っているんですが、今は謎が多い人物としか言えないです」と紹介する。

タイとの撮影の手法の違いを実感「自分のタイミングも取れるのが素晴らしい」

 タイからやってきたクリットと、その過去に関わりがある謎の男。2人が演じる人物はタイとの関わりが深く、2人ともタイ語で話すシーンが多い。

 クリットを演じるにあたってGreatは「逮捕されているので、ほとんど動けない。言葉もタイ語なので、ジェスチャーや顔の表情を意識しながらうまく演じるように心がけてます」と語る。また、小波津は「これまでのタイでの活動がなかったら、出演させてもらうことはなかったと思いますし、タイ語をメンバーの中では一番勉強していたので、こうして形になったことがすごくうれしい」と笑顔を見せる。

 タイ語で演じる小波津について、Greatは「タイ語って難しいし、自分が日本人を演じろといわれたら大変なのに、役作りのために一生懸命タイ語の勉強を頑張っているので、本当にすごいなと思います」とエール。小波津も「Greatさんのことはもちろん知っていましたが、今回お会いして本当に優しくて、本当にタイ語も教えていただいたりして、本当に感謝です」とリスペクトしている。

 タイではドラマや映画など数々の作品に出演しているGreatは、日本での撮影について、「タイでは最初から最後まで全てのカットを順番に2~3回撮って、いいものを選ぶのですが、日本はどんなカット、どの角度から撮るとか、台本に書かれていて、毎日細かくスケジュールが決まっている。なので、この撮影道具が出てきたらシーンが終わるな、とか分かるので、自分のタイミングも取れるのが素晴らしいと思いました」と違いを説明する。

 また、「来日する前にちょっと緊張してて、みなさんとなじめるか、うまくやっていけるか、と心配してたんですが、初めて撮影した日にタイ風の音楽をかけてくれたり、僕に声をかけてくれたり、とても温かい現場になっています。共演者のみなさんも本当に優しくて面白くて、本当に楽しいです」と和やかな現場の雰囲気を明かした。

 本格的なドラマデビューとなる小波津は「最初は緊張して、タイに関係のある役で不安もありましたが、、実際撮影していく中で本当にスタッフのみなさんも、Greatさんも優しく接してくれたので、自分としてもやりやすかった。演じてみて、演技ってすごいいいなって気づけたので、これからも挑戦していきたいという気持ちになりました。この経験でパフォーマンスにも変化があると思います」と手応えを実感していた。

 ドラマの見どころについて、Greatは「それぞれの登場人物も違った魅力があって、ゲスト出演の人たちも素晴らしい。第1話からストーリーがどんどん濃くなっていくので、最初から最後まで見てほしい。見逃したらTVerで見直してください!」と満面の笑みでアピールした。

 小波津は「このドラマは『感情が見える』というのが一つのテーマで、それぞれの表情が大事なポイントになってくるので、そこに注目して見ていただけたら。僕もキーパーソンを演じていますので、それも楽しみにしてほしい。あと、オープニング曲の『Cold Rain』もぜひ聴いてください!」と力を込めた。

記事提供:読みテレ(https://www.yomitv.jp/

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