インバウンドによる外国人観光客の増加が止まらない。日本政府観光局（JNTO）は16日、今年9月の訪日外客数が287万人で、8か月連続で同じ月の過去最高を記録したと発表。オーバーツーリズムや文化の違いなど、さまざまな面で問題も起こっている。ネット上では、外国人が回転寿司店で食べ終わった皿をレーン上に戻すという行為が話題となっている。たまたま現場に居合わせたという投稿者に話を聞いた。

「は？　使用済みの皿が無限に流れてくるんだが？　マナー悪すぎてビビるしすげーーーーーーーー嫌な気分。外国人大っ嫌い」

　今月17日、SNS上に投稿された写真には、回転寿司店のレーン上をしょうゆのついた皿や使用済みの割りばしが次々と流れてくる様子が収められている。投稿者によると、写真は同日午後3時頃、東京・秋葉原の回転寿司チェーンで撮影したもので、当時店内は外国人であふれ返っており、常に満席の状態だったという。

「皿をレーンに流していたのがどの人たちかは分かりませんが、店内は9割以上が外国人で、日本人のイタズラとは思えないほど次から次へと使用済みの皿が流れてきたので、たぶん外国の方だろうなと思います。気分が悪かったので私は30分ほどしかいませんでしたが、その間に店員さんが必死にレーンの使用済み皿を回収しているのが見受けられました」（投稿者）

　投稿は4000件を超えるリポスト、3.6万件の“いいね”を集めるなど話題に。「きったね！！」「まじでやだ」「他人の使用済み皿を眺めるのは嫌ですね」といった共感の声や、「これは単純に知らんだけってことある」「ルール知らねえだけだろ、むしろここに流すのが正解とすら思ってるかもしれん」という擁護、「来店するならルールを学んでから来て欲しいところですね」「ルールを教えず入店させた店員の落ち度」といった意見など、さまざまな反応が寄せられている。

「秋葉原なので外国人が多く来ますし、回転寿司というのは日本の文化だと思うので、ルールが分からず悪気ない行動だったのかな、とは思います。何かの対策につながることを願っております」と投稿者。外国人も日本人も、お互いが気持ちよく食事ができるよう、運用の改善や周知徹底が求められている。