俳優の今田美桜（27）が「リカちゃん」の公式アンバサダーに就任した。今月13日には、都内で行われた「リカちゃんのおともだち“みおちゃん”」デビュー記者発表会に登場。自身も開発から携わった「みおちゃん」と初対面し、笑顔を見せた。その後、ENCOUNTのインタビューに応じ、子どものころの思い出などを語った。（取材・文＝ふくだりょうこ）

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――今回、完成した「みおちゃん」の感想をあらためて教えていただけますか。

「みおちゃんチームと何度も打ち合わせをさせていただいたので、このように形になってとてもうれしいです。実際にやらせていただいて、『リカちゃんってこんなふうに作られているんだな』ということをより感じられて、今まで以上にリカちゃんが好きになりました」

――打ち合わせをされる中で、印象的だったことはありますか。

「初めての打ち合わせをさせていただいたとき、顔のパーツを決めるために私のいろんな写真を見てくださっていたんです。目やまつげの形だとか、眉毛の太さや長さ、リップの色から本当に細かくいろんなパターンを用意していただきました。そして、これらを基に手書きで顔を描かれるというのでビックリしました。今回は、みなさんと話し合ってみおちゃんの顔をチョイスしたのですが、できるまでの過程を初めて見られてすごく感動しました」

――発表会では、友だちリカちゃん人形で遊ばれていた話をされていました。

「当時は洋服を着せ替えるのがすごく楽しかったですね。リカちゃんの髪をとかしたこともよく覚えています。リカちゃんのようなロングヘアに憧れましたし、本当に女の子の夢が詰まった遊びでしたね。あとは、発表会でお子さんともやらせていただいた『ごっこ遊び』したのもいい思い出です」

――ちなみに、今田さんはどんなお子さんだったのでしょうか。

「わりと元気な子だったと思います。外でドッジボールをすることもありましたし、活発だった気がします」

――リカちゃん人形で遊んでいたころの思い出があれば。

「小学生のころでたくさんあります。当時、ピアノとエレクトーンを別々に習っていた時期がありましたが、エレクトーンではグループですごく大きなホールで発表会をする機会がありました。そのとき、みんなでおそろいのTシャツと頭に毛糸で作ったボンボンをつけて、ピンクレディーさんの『UFO』をアンサンブルで演奏したんです。そして、『♪UFO』のところで手の振りを入れたのをよく覚えています。今になって『とってもかわいいな』と思いますが、あの緊張感と達成感は記憶に残っていますね」

　リカちゃんは1967年に誕生し、親子2世代、3世代にわたって愛され続けている。今田は、みおちゃんもそうなることを願っている。