パラシュート部隊・斉藤優、借金で蒸発した父へ「金返せよ!家の金!」 ゴリけんは東京にリベンジ宣言
お笑い芸人のゴリけん、パラシュート部隊が4日、都内の草月ホールで行われた舞台『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』の囲み取材および公開ゲネプロに出席。劇団わくわくロケットの初東京公演開幕へ向け、思いを明かした。
舞台『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』公開ゲネプロ
お笑い芸人のゴリけん、パラシュート部隊が4日、都内の草月ホールで行われた舞台『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』の囲み取材および公開ゲネプロに出席。劇団わくわくロケットの初東京公演開幕へ向け、思いを明かした。
本作は、2016年に初演され、23年にはゴリけんやパラシュート部隊をはじめとした九州を中心に活躍するメンバーが立ち上げた「劇団わくわくロケット」が長崎・福岡で上演し、連日超満員で話題を呼んだドタバタホームコメディ。脚本・演出は、日曜劇場『半沢直樹』、Netflix オリジナルドラマ『サンクチュアリ -聖域-』など、多数のドラマ脚本を手掛けた金沢知樹氏が務めた。
ゴリけんとパラシュート部隊は、もともと東京で活動していたが、06年からワタナベエンターテインメント九州事業本部所属となり、福岡を拠点に活動。冠番組『ゴリパラ見聞録』が話題となり、九州で絶大な人気を誇っている。
ゴリけんは「18年前は東京で活動していて、ここで(草月ホール)お笑いライブもやっていた。すべり倒して負けの記憶しかない」と感慨深げに語り、「福岡に行って修行をして、ドラクエで言うならレベルを上げた。玲ちゃん(ゲスト出演の櫻坂46・大園玲)という強力なスターをパーティーに加える、ちょっと反則技かもしれませんが、いよいよ迎えるラスボス戦。絶対勝ちたいと思います」と東京へのリベンジを誓った。
矢野ぺぺは「東京にはチャンスがゴロゴロ転がっていると聞きます。大きめのポケットのズボンをはいてきました。チャンスを拾い集めて帰りたいと思います。何かしらのお芝居の仕事をいただきたいです」と切実に願い、相方の斉藤優は「九州で作った劇団が長崎、福岡を経て、ついに東京決戦。九州にもおもしろい劇団があると全国の人に知ってもらういい機会。チャンスをものにしたいと思っています」と意気込んだ。
「幽霊でもいいから会いたい人は?」という質問に斉藤が「親父ですかね」と回答すると、ゴリけんと矢野が「親父さんは蒸発したんでしょ」「生死が分からない」とツッコミ。斉藤はカメラ目線で「お父さん、見てるか? 金返せよ! 家の金!」とメッセージを送り、「家売って借金が残った。この間、返し終わりました」と報告した。
本作は、4日から6日まで、草月ホールで上演される。