【光る君へ】まひろを“敵対視”左衛門の内侍の胸中 菅野莉央「『なんなのさ』という気持ち」

俳優・菅野莉央が22日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第36回で演じた左衛門の内侍をどんな人物ととらえ、その役に込めた思いを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。左衛門の内侍はまひろを快く思っていない人物とされる。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

左衛門の内侍役の菅野莉央【写真:(C)NHK】
左衛門の内侍役の菅野莉央【写真:(C)NHK】

菅野莉央がまひろ快く思わない左衛門の内侍を熱演

 俳優・菅野莉央が22日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第36回で演じた左衛門の内侍をどんな人物ととらえ、その役に込めた思いを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。左衛門の内侍はまひろを快く思っていない人物とされる。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

「とにかく自信のある人なんだろうなというのが最初の印象だったんですけど、でもやはり正直だし、すごくハッキリしているんだろうなと。自分という軸がある方なんだろうなというのも思いましたし、こんなに悔しいという気持ちを表に出せるって、しっかり欲も持っている方なんだろうなと思ったので、人間味があってかわいらしいなって、私は思ったんですけど(笑)。だからあまり記号的にならずに、その場その場に反応してお芝居できたらいいなと思っています」

 まひろについても言及した。

「やはり『異質なものが入ってきたぞ』という最初の印象はあるだろうなと想像しましたし、そこの中で生きている人たちにとってのこれまでのしきたりとか、みんなで守ってきたものみたいなものをサッと飛び越えて自分という存在を発揮していくように映ったと思うので、まひろの姿を見ていて。だからそれを手放しにステキと思えない『なんなのさ!』という気持ちは絶対にあるだろうなと思いました」

 まひろについて赤染衛門に話す左衛門の内侍の思いも語った。

「これまでいろんなものを見てきた方だろうなというのは思っていると思うので、まひろのことに関しても話したり、それとなく言ってみたりしますけど、やっぱり、どこかで気づいてくれるんじゃないだろうかとか、この人ならなんとかしてくれるんじゃないだろうかという期待はあったと思いますね。でも(赤染)衛門様の方が何枚も上手なのであしらわれましたけど(笑)。でも『気づいて!』という気持ちはあるだろうなと思いました」

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