漫画動画チャンネルが芸人コント動画の“タイトル盗作” 謝罪文にツッコミ殺到「まさしく盗人猛々しい」

「誰かの体験談を漫画化した漫画動画チャンネル」であるYouTubeチャンネル「オンナのソノ」が20日までに更新され、一部動画のタイトルが芸人のコント動画の盗作であったことを認めた。謝罪声明文に盗作をされた芸人から“ツッコミ”が入る事態となっている。

レインボー・ジャンボたかお【写真:ENCOUNT編集部】
レインボー・ジャンボたかお【写真:ENCOUNT編集部】

芸人らのコント動画は「参考資料」に

「誰かの体験談を漫画化した漫画動画チャンネル」であるYouTubeチャンネル「オンナのソノ」が20日までに更新され、一部動画のタイトルが芸人のコント動画の盗作であったことを認めた。謝罪声明文に盗作をされた芸人から“ツッコミ”が入る事態となっている。

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 同問題は「オンナのソノ」の投稿動画のタイトルが、お笑いコンビ・レインボーやエレガント人生、ジェラードンなどの投稿するコント映像とほとんど同じであることで浮上。“被害者”であるレインボーのジャンボたかおが「凄いこいつら、俺らのコント何本もパクリにパクってるけど、許されるのか?!」と問題提起した。

 パクリ疑惑のかかったYouTubeチャンネル「オンナのソノ」だが、チャンネルの概要欄には「※オンナのソノの漫画はオリジナルコンテンツです。コンテンツを許可なく転載、複製する事、ストーリーを流用することは著作権法で禁止されております」の文言が。さらに「~累計再生回数1億4千万回突破!YouTubeで話題の“マウント女”たちが続々登場~」といううたい文句で電子コミック化もされている。

 電子コミック化などもされていることから、パクリ疑惑がさまざまな形で取り上げられ問題に。19日、同チャンネルは「当チャンネルの投稿コンテンツに関するお詫びとお知らせ」と題した声明を発表した。

「今般、SNS上において、当チャンネルが投稿した複数の動画コンテンツについて、特定の第三者(以下、総称して「本件投稿者」といいます。)の動画コンテンツを盗作・剽窃した疑惑がある旨のご指摘を多数いただいております。この件に関しまして、関係者の方々を含め様々な方にご迷惑をおかけしていることを、まずは深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 その上で疑惑について、芸人らのコント動画を参考資料としていたことや「当チャンネルにおいて過去に投稿した一部の動画(以下「本件動画」といいます。)の動画タイトルが、本件投稿者の動画コンテンツの動画タイトルと一致していること、及び本件動画の作成にあたって、本件投稿者の動画コンテンツを参考資料として用いていたことが確認されました」と認め、責任者の不手際で確認作業が行われなかったことで起きた事態だと説明した。

 一方で動画の内容については「ストーリーやセリフ自体について、本件投稿者の動画コンテンツと一致している事実はございませんでした」とし、電子コミックについても「現在SNS上で盗作・剽窃した疑惑がある旨の指摘をいただいている各動画の公開日以前のものであることを確認しており、現時点において盗作・剽窃の疑いがあるものは確認されておりません」としている。

 この文書の締めが「以上」で終わっていることから被害者であるジャンボは「『謝る側にも関わらず以上で終わらせるチャンネル』」「オンナのソノさんは人の気持ちを逆撫でするの上手過ぎる」と苦言。ネットユーザーからは「倫理観おかしい」「これはひどい」「アイディアパクった時点でアウト」「こんなので済まされるならパクり放題」「謝ってなくて草」「まさしく盗人猛々しい」「ビジネスメールではここまでで終わっててこの下には何も書いてないですよって意味で以上って使う習慣あるからそれは許してあげてください…」などの声が上がっている。

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