タレントの山田邦子が14日、関西テレビ『モモコのOH！ソレ！み～よ！』（土曜午後1時59分）に出演。隔週なども含めるとレギュラー17本という全盛時代を振り返った。

“バブル時代の驚愕伝説”として、最初に「最高月収1億円」と紹介されると、ハイヒール・モモコは「これは吉本ではありえへん話」と力を込めた。山田が「そう？　今これぐらい稼いでる人いるんじゃないの」と返すと、「（いても）東京の一部です。吉本、人数おるけど、ピラミッドのここ（頂上）の隅っちょだけ」と口にした。

　山田は「関西はお金の話、好きですね。これ（月収話）がトップバッターに来ますからね。必ず呼ばれると（お金の話）」と笑わせ、モモコは「私たちのギャラを見たら、泣きながらしゃべってくれると思う」と自虐的に話した。

　山田は「バブル時代はすごかったと思います。しかも手渡しですからね、これ（給料）。振込じゃなかったから。危ないよね」と打ち明け、「事務所で月末に（渡される）。デパートの紙袋に入ってましたけど。そのまんま帰れればいいんだけど、仕事の時もあるから、（フジテレビ）『（オレたち）ひょうきん族』の楽屋とかに置きっぱなしだもんね」と明かして驚かせた。

　モモコが「こわ～。（Mr.）オクレ兄さんとか（村上）ショージ兄さんいますやん」と大げさに反応。矢野・兵動の兵動大樹が「盗らないです」とたしなめると、モモコは「“います”言うただけやん」と返答。なぜか兵動が「すいません」と謝った。

　モモコから月収1億に到達した時期を聞かれた山田は「コマーシャル（CM)をやってじゃない。番組だけじゃあそんなに稼げないから。CMの半年契約とか1年契約とかいうのがあると、何千万円とかいうのがポンポンとこうあったりする。24（歳）とか25とか、そんなんじゃないかな」と話した。

　当時について、モモコは「（『ひょうきん族』は）ほかいっぱいメンバー出てましたやん。（明石家）さんまさんとか（ビート）たけしさんとか。みなさんもそれぐらい稼いでた？　吉本以外は稼いではったんですか」と確認。太田プロ所属だった山田は「吉本さん（所属）は稼いでなかったね」と明言し、「さんまちゃんですら、たけしさんがあるとき、（さんまの）明細みたいなのをみんなで見て『これ日当？』って聞いたの」と吉本組はもらっていなかったといい、ある日、さんまの明細をみんなで見て、たけしが「日当か？」と確認したことがあったと告白。「ええ～」という声が上がる中、「ホントによくお金の話はした」と笑った。