【Dark Idol】審査員から「歌が下手」の指摘も後半挽回 大鷹りか「もう誰にも下手とは言わせません(笑)」

格闘家の朝倉未来が発起人となり、芸能事務所「ASOBI SYSTEM」とABEMAの共同で行っているアイドルオーディション番組『Dark Idol』。6月から始まった選考もいよいよ大詰めになっている。合宿審査を通過し最終審査へ進む9人にENCOUNTはインタビュー、全9回に渡り連載していく。第7回は2nd stageの敗者復活枠で返り咲き合宿審査でもインパクトを与えた大鷹りかさん。

大鷹りかさん【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
大鷹りかさん【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

最終審査へ進む9人をインタビューvol.7

 格闘家の朝倉未来が発起人となり、芸能事務所「ASOBI SYSTEM」とABEMAの共同で行っているアイドルオーディション番組『Dark Idol』。6月から始まった選考もいよいよ大詰めになっている。合宿審査を通過し最終審査へ進む9人にENCOUNTはインタビュー、全9回に渡り連載していく。第7回は2nd stageの敗者復活枠で返り咲き合宿審査でもインパクトを与えた大鷹りかさん。

 同番組は挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で
変える瞬間を見届ける、“アイドル”の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。

 ◇ ◇ ◇

――1st stage タイマンバトルで負け、そこから2nd stageの敗者復活枠で戻り、アイドルフェス審査も通過され今回の合宿審査に臨まれたと思います。序盤から現在までの心境の変化について教えてください。

「最終候補者の中で、唯一、1st stageで一度敗退しているのが私だと思います。あの時は、まさかタイマンバトルで負けるとは思わず、ここで終わるわけにはいかないと思い、実はひそかに敗者復活を願っていました……。朝倉未来さんから敗者復活の5人として名前を呼んでいただいた時、絶対に下剋上してデビューまで突き進む! と強く決意しました。

 一度敗退して悔しい思いをしたという共通点がある敗者復活チームとして2nd stage進出が決まった際は、心からうれしかったです。この時味わった気持ちは、今もずっと忘れることはありません。3rd stage アイドルフェス審査は、勝っても負けてもチームから脱落者の出る審査でした。その審査が過酷で辛くて、でも負けたくなくて、何度も感情に押しつぶされそうになりました。

 8人で勝つことだけを考えていたためcool teamが負けてしまった時は本当に悔しくて……3人の脱落者の発表の際は、誰1人として落ちてほしくないと思っていたので本当に残酷な審査だと思いました。私は進出することができましたが、審査直後は悔しい気持ちと少なからず喪失感がありました。ですが、脱落した大好きな仲間の想いも背負い必ずデビューするという気持ちが強まりました。私はこの3rd stageで、仲間と一緒に頑張れることが私の幸せなんだと気付かされました。cool teamの8人で乗り越えた日々は、今でも私の糧となっています。

 合宿審査では、韓国トレーナーの方々から実力を見ていただける環境がとてもうれしくて、番組を見てくださった方には分かるかと思うのですが、終始楽しくて1番イキイキしていた自信があります(笑)。もちろん体力面や状況も大変過酷だったんですが、ここまで追い込みながらトレーニングをできること、そしてダンスと歌が大好きな気持ちが相まって、私はこれまでの審査では合宿審査が一番楽しかったです。

 合宿では最終順位4位をいただくことができ、最終審査進出を決めることができました。4位という順位は正直とてもとても悔しく、中間審査では1位をいただいていたため、まだまだ上にいけるぞという気持ちがあります。最終審査ではこれまでの経験、味わった感情を全てパワーに変え、必ずデビューメンバーに選ばれたいと思っています」

――1st stageの審査では、審査員の方からの「歌が下手」はどのように受け止めていましたか。

「あの時はとても悔しく必ず挽回したいという思いがありました。2nd、3rdと進んでいく中で、この言葉を挽回できたのが、合宿審査でした。私は合宿審査にて、韓国の先生より、歌メインパートの1つを任せていただきました。審査が進んでいく上で自主練含め一番練習したのが『歌』だったので、任せていただけたことが本当にうれしかったです。合宿審査中も、難しいパートで分からない点があればすぐに先生に聞くなど、かなり歌に力を入れていました。必ず私の成長を皆さんにお見せしたい!という強い気持ちがありました。

 もう誰にも下手とは言わせません(笑)! ですが、まだまだ伸び代もありますし、もっともっと上達していきたいので、更に成長する私を見ていただけたらなと思います。頑張ります!」

――かなり厳しい合宿審査でどんな成長をできましたか。

「『諦めずに練習し続けることで自信がつく』と学び成長することができました。合宿審査にいらっしゃったAIさんより、自信を持つためにはとにかく練習し続けるしかない! というお言葉をいただきました。私は歌に自信がなかったのですが、とにかく練習し続けること、歌の先生から正しい努力の仕方を教わることで、歌うことに自信を持つことができました。

合宿の最終評価で韓国の先生方から『今の候補生の中で1番アイドルっぽい』というお言葉をいただきました。私はこの評価が心からうれしく、強く心に刻まれ印象に残っています。」

――これまでのアイドルオーディションとは違い、アイドル好きだけではないさまざまなジャンルの視聴者がオーディションを見ていたと思います。この番組を通して伝えたいことは何ですか。

「ダークアイドルは、セカンドチャンスをつかむためにアイドルを目指す候補生が多く、これまでの経験も人それぞれですが、アイドルになりたいという思いは共通してあるかと思います。『どんな環境・状況であっても夢を諦めないこと、経験・未経験に囚われず努力し続けること、自分を信じ続けること』。私はこの3つの大切さを、番組を通して伝えたいと思っています」

――ラストへ向けての意気込みをお願いいたします。

「私は、年齢や環境で夢を諦めてきた女性たちの星になりたい、という思いでダークアイドルに応募しました。アイドルとしてパフォーマンスで皆さんの頑張る原動力になりたいという思いがあります。脱落してしまった大切な仲間達、また番組で私を見つけてくださり応援してくださる方々、私はそんな皆さんからたくさんのパワーをいただいてきました。

 今度は私がたくさんの方々のパワーになりたい! 私はアイドルの夢をかなえ、ダークアイドルのメンバーとして高みを目指していきたいです。いつもご視聴いただきありがとうございます。必ずデビューをつかみ取ります! 引き続き応援いただけますと嬉しいです。最後まで楽しみにしていてください!」

次のページへ (2/2) 【写真】「歌うことに自信がついた」大鷹りかさんの別カット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください