元祖“炎上芸人”、方向転換の理由は「家族に理解されない」 “後継者”たちにも忠告

お笑い芸人の東野幸治が23日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。ゲストにドランクドラゴン・鈴木拓を招いた。

ドランクドラゴン・鈴木拓【写真:ENCOUNT編集部】
ドランクドラゴン・鈴木拓【写真:ENCOUNT編集部】

東野幸治はただただ驚き「こういうやり方あんねや」

 お笑い芸人の東野幸治が23日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。ゲストにドランクドラゴン・鈴木拓を招いた。

 かつてフジテレビ『逃走中』での暴言&自首で炎上した鈴木を、東野は「炎上の始祖、祖。鈴木拓さんですよ」と紹介した。鈴木は「ツイッター(現X)の頃で、とにかく人の悪口言ったり、『あんなミッションやるやつバカだ』とか言ってて、それをムカついたヤツがオレの方にすごい文句言ってきて」と2012年の騒動を振り返った。

 鈴木が「『謝れ』とか『ホントにテレビ出すな』みたいなのすごいきてましたけど」と明かした。

 東野は当時について「『すげえな。こういうやり方あんねや』思って。まだ(安田大サーカス)クロちゃんとかがいく前ぐらいの、(炎上を)1人で担ってたやん」と感心していたとし、「怒られたの? 事務所に、あんときは」と質問。鈴木は「『ちょっと何やってんだ』みたいなのは社長には言われましたけど。社長は『そんなことやんなくてもお前、食っていけんだろう』みたいなのを言われてましたけど」と明かした。

 東野が鈴木の“炎上キャラ”が急にストップしたことを指摘すると、「子どもとか、嫁とかに理解されないんですよ。むちゃくちゃ文句言われるんで、ずっと」と家族の問題が大きいとした。

 鈴木以降について、東野は「クロちゃんや(コロコロチキチキペッパーズ)ナダルが来て、それすげえ覚えてんのよ。拓ちゃんに『最近、何であんなんせえへんの』って言ったら、『若い炎上芸には勝てないです』って」と回想。鈴木は「(ウーマンラッシュアワー)村本(大輔)がやっぱすごかったですね。ガソリンをバッとまいて、ドーンとやるような感じだったんで」と話すと、「最終的には、炎上とか、毒づいていく人って、やっぱりやめてくじゃないですか。有吉(弘行)さんだったり、マツコ(・デラックス)さんだったり」と分析。

 東野も「結局、上手に。有吉君とか、マツコさん、みんな最初、出だしのガソリンとしては炎上必要やけど、高速に上がったら“自動運転”でスーッて行くのよ」と笑いながら同意すると、鈴木は「最近はホントにちゃんと白線の中、ちゃんと走るようになってるから」と表現した。

「みんな(炎上芸が)続かないじゃないですか」という鈴木は、「僕もみなみかわ君には『そのうち出れなくなるから、(悪口芸は)やめた方がいいよ』とは言ったんです」と告白。東野は「あいつ、めちゃくちゃクレバーやねん。松竹いてるときは炎上芸やって、松竹やめたら『円満退社です』って言って、(悪口を)一切、言わなくなったのよ」と発言。

 鈴木が「僕が言ったんです。『ホントに、ホントにこの先なくなるぞ』と。『今だけテレビとかはうれしがって、(暴言を)言ってください、言ってください』って」と打ち明けると、東野は「使う人は自分の番組さえ良かったらええもんね」と同調。鈴木は「でも、『そのうち四面楚歌で動けなくなって、最後ポイって捨てられるから、絶対やめた方がいい』と」と真剣にみなみかわに助言したとした。

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