深田恭子、話題映画『はたらく細胞』で“肝細胞”役「身体のことを知る良いきっかけに」

俳優の永野芽郁、佐藤健がダブル主演を務める映画『はたらく細胞』(12月13日公開)の第4弾キャストが20日、発表された。染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)の出演が分かった。また、話題沸騰の豪華キャラ“増殖”ポスタービジュアルも解禁された。

映画『はたらく細胞』追加キャストが発表【写真:(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会】
映画『はたらく細胞』追加キャストが発表【写真:(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会】

人の健康を脅かす“恐るべき”細菌たちも明らかに

 俳優の永野芽郁、佐藤健がダブル主演を務める映画『はたらく細胞』(12月13日公開)の第4弾キャストが20日、発表された。染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)の出演が分かった。また、話題沸騰の豪華キャラ“増殖”ポスタービジュアルも解禁された。

 細胞を擬人化したマンガ『はたらく細胞』(著者:清水茜氏、講談社「月刊少年シリウス」所載)。連載開始から瞬く間に大人気となった。2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど国内だけでなく世界中から注目を集め、18年のアニメ化でさらにブームは過熱した。

 監督は屈指のヒットメーカー武内英樹氏(『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』)。アクション演出は大内貴仁(『るろうに剣心』『幽☆遊☆白書』)。日本エンタメ界を代表するドリームチームが、誰も見たことのない独創的でユニークな世界を作り上げる。

 赤血球役の永野、白血球(好中球)役の佐藤、人間世界の”健康優良な女子高生の娘”漆崎日胡役の芦田愛菜、”不摂生にもほどがある父”漆崎茂役の阿部サダヲ。身体の中で“はたらく”細胞役に、山本耕史=キラーT細胞、仲里依紗=NK細胞、松本若菜=マクロファージ、マイカ・ピュ=血小板。発表された関連ワードがその当日のXトレンドをことごとく席巻するなど注目を集めている。

 新たな“はたらく”細胞たちに加え、“恐るべき”細菌たちを演じるキャスト陣も明らかとなった。細菌などの外敵侵入、敵の情報をもとに、的確に攻撃できるように戦略を決める司令官・ヘルパーT細胞は『陰陽師0』『あのコはだぁれ?』など数々の話題作に出演する染谷将太が演じる。

 肝臓の70~80%を構成する細胞として、物質の代謝や解毒をこなす肝細胞には数々の主演作に出演し、武内監督とはドラマと映画化もされた大人気シリーズ「ルパンの娘」以来のタッグとなる深田恭子。

 阿部サダヲ演じる漆崎茂のブラックな体内環境で働く赤血球の一員として、体内の各器官に日々酸素を届けるため奮闘する・新米赤血球に映画『ブルーピリオド』、大河ドラマ『青天を衝け』『どうする家康』など数々の話題作に出演。自身初となる個展の開催も控え、マルチな才能を発揮する板垣李光人が演じる。

 ブラックな環境内で新米赤血球を指導する頼れる存在・先輩赤血球にはドラマや舞台、映画、バラエティ番組などで幅広く活躍。武内監督作品『翔んで埼玉』シリーズにも出演している加藤諒。

 人間世界より、芦田愛菜演じる“健康優良な女子高生”漆崎日胡が想いを寄せる憧れの先輩・武田新には子役時代に「こども店長」として一世を風靡(ふうび)し、近年ではドラマ『ドラゴン桜 第2シリーズ』や映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』などの話題作に出演。舞台『未来少年コナン』では主演・コナン役を見事演じた・加藤清史郎が務める。

 そして今回、人の健康を脅かす“恐るべき”細菌たちも明らかに。

 肺炎などを引き起こす、毒性の強い細菌・肺炎球菌を映画『キングダム 運命の炎』や『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』など数々の作品で強烈なインパクトを残している片岡愛之助。本作でも人間を脅かす細菌として、衝撃的なビジュアルと放つ。

 咽頭、消化器、皮膚などに生息する、ごくありふれた常在菌の一種だが多様な疾患の原因となることがある・化膿レンサ球菌を大河ドラマ『真田丸』で豊臣秀次役、『鎌倉殿の13人』では阿野全成役として出演し、それぞれ最後の登場回の放送後、SNSのトレンドを席巻、「ロス現象」を生み出す程の存在感を発揮した新納慎也が演じる。

 皮膚や毛穴などに常在し、毒性が高く創傷部などから体内に侵入、表皮感染症や食中毒、肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす細菌・黄色ブドウ球菌をドラマ「牡丹と薔薇」での感情むき出しで罵る演技で話題を呼び、近年は『ルパンの娘』、『翔んで埼玉』シリーズで武内監督作品に出演する小沢真珠が演じる。本作でも高飛車な役柄で魅力を発揮している。

 さらに4人組バンド・SEKAI NO OWARIのFukaseが出演決定した。映画『キャラクター』にて連続殺人犯という衝撃的な役で俳優デビューを飾り、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞&報知映画賞新人賞を獲得。俳優としてもその名を大きく轟かせたFukaseの二2作目となる本作で演じる役は細胞たち最強の敵。しかし役名は「?????」と現時点では謎に包まれている。

 そして、情報解禁の度に話題を集めていた、豪華キャスト扮(ふん)する人気キャラクターが“増殖”していくポスタービジュアルが、今回の新キャスト解禁をもってついに完成。全17人のキャラクターが大集結した、圧巻のビジュアルとなった。

■深田恭子「まさか、肝臓の中がそんな世界だったとは、、、」

 以下、キャストのコメント全文。

〇染谷将太(役名:ヘルパーT細胞)

「はたらく細胞が実写化される! という噂はチラチラ聞こえてきていました。まさか自分も呼んでもらえるとは驚きと喜びでいっぱいです!しかもクールなヘルパーT細胞をやれるなんて、気合を入れてキラーT細胞に出動命令を出させていただきました。身体という宇宙の中での小さな勇者達の壮大な戦いを是非劇場でみていただきたいです!」

〇深田恭子(役名:肝細胞)

「まさか、肝臓の中がそんな世界だったとは、、、肝細胞さんは見た目は煌びやかなキャラクターですが、現代社会を生きていく皆さんの大切な役割を果たしています。撮影中は武内監督とスタッフさん、キャストさんと和やかな雰囲気の中、阿部サダヲさんの肝臓内で楽しくお芝居をさせていただきました。たくさんの魅力的なキャラクターが現れて、作品を楽しみながらも、身体のことを知る良いきっかけにもなりました。私たちの身体の中にこんなにロマン溢れる無限の世界が広がっていると思うと、いつもの日常がよりストーリー性を帯びてきますよね。映画をご覧になった方が同じ体験をされると思うととても楽しみです」

〇板垣李光人(役名:新米赤血球)

「今回お話をいただき、あの世界に自分が、という喜びでいっぱいでした。演じさせていただく新米赤血球といえば原作でははたらく細胞BLACKに登場しますが、この映画の中でも過酷な環境に揉まれまくっています。自分自身も撮影中リアルに過酷さを味わい、新米赤血球と同じ疲労感を経験しました。その疲れ具合はスクリーンに現れていると思います(笑)そんな風に笑えるシーンもあれば、泣けて、学べる、そして自分の身体をいっそう愛おしく感じ大切にしてあげようと思える作品になっています。はたらく細胞のあの世界を、壮大で小さな細胞と人間たちの物語をスクリーンでご覧ください!」

〇加藤諒(役名:先輩赤血球)

「今までにも“人では無い役”を演じさせていただきましたが、遂にきました…先輩赤血球役でございます!!! しかも、ずぅーっと大好きで憧れている阿部サダヲさんの身体の一部になれるなんて本当に光栄です。新米赤血球君と体の中を大冒険しながら、いろんな目にあっています。『不摂生な生活を送ってしまって、細胞さん達ごめんね』と健康に気を付けるきっかけになる作品だと思いますので、世界中の人に見て頂きたいです。今も皆様の身体の中で細胞さん達が必死にはたらいていますよ」

〇加藤清史郎(役名:武田新)

「お話しをいただいた時、まず『うわーーい!“はたらく細胞”だ??どの子だ?どの細胞だ?』と分かりやすくテンションが上がりました。そして今回、細胞たちが生きる体内世界と人間世界の軸で物語が展開していくことを知り、更に新が、細胞たちが生きる体の持ち主である日胡が憧れる先輩、といういうことを知り、とってもとっても大きな役回りをお任せいただいたのだな、と身が引き締まりました。武内監督率いるスタッフの皆さんと、芦田愛菜さん、阿部サダヲさんの、愛に溢れる人間世界づくりに携わらせていただけたことを、とても嬉しく、誇りに思います。あとは単純に、劇場でこの作品を観るのが、楽しみでなりません!」

〇片岡愛之助(役名:肺炎球菌)

「武内監督と『翔んで埼玉ii』の撮影でご一緒していた際にお声掛けをいただき、とても光栄でした。『肺炎球菌』というまさかの『毒性の強い菌』役で想像もつかないお役でしたが、今後しないであろう特殊なメイクや衣装のおかげもあって世界観に入り込みやすく、楽しみながら演じさせていただきました。自分の健康についても改めて見直すきっかけとなり、老若男女どんな方にも楽しんで頂ける作品となっておりますので、ぜひ劇場でご覧ください!」

〇新納慎也(役名:化膿レンサ球菌)

「『化膿レンサ球菌役をお願いします』と言われる日が来るなんて、人生何が起こるかわかりませんね(笑)。僕の身体に合わせて何度も衣裳合わせを行いました。メイクテストも何度も繰り返し、クリエイティブチームのセンスとクオリティにワクワクしました。そこに込められたプロ集団のこだわりにも注目してください。完成した作品は観たこともないハイクオリティな世界観でした。そして、想像を遥かに超える『ええ話』でした。武内監督の人柄が滲み出る様な素敵な作品です。この作品の細胞の1つになれたこと大変光栄に思います」

〇小沢真珠(役名:黄色ブドウ球菌)

「原作のアニメは、ママ友から面白いアニメがあるよ! とオススメされて子供たちと見ていたのでオファーを頂いた時は驚きました。さらに役が黄色ブドウ球菌とのことでさらに驚きましたが、娘達に伝えるととても喜んでいました。菌の役はやったことがなかったのですが、アニメを見ていてイメージが分かっていたのと、今まで演じてきた悪役の経験を活かせればいいな、と演じるのが楽しみでもありました。実際に現場に行くと世界感が原作通りで、衣装やメイクも素晴らしく常にワクワクしていました。実際に衣装がものすごく重かったのもありましたが、演じる時にはいつもの何倍ものパワーが必要でした。いつかまた菌役をやる時のために体力をつけておかなければ、と思いました。笑って泣いて勉強にもなる最高の作品です。皆さん是非ごらんください!」

〇Fukase(SEKAI NO OWARI)(役名:?????)

「今回の役は愛憎を両方持ち合わせているキャラクターで、すごく難しい役どころでしたが、僕はそんなにお芝居をする経験がないこともあり、現場ではすごく皆さんに支えてもらいました。大人から子供まで楽しめる、すごく勉強にもなる映画だと思うので、是非親子でも観ていただきたいと思います!」

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