斎藤工、TBS日曜劇場に初出演 主演の神木隆之介と兄弟役で7年ぶり共演
俳優の神木隆之介が主演を務める10月スタートのTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(日曜午後9時)に、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳が出演することが18日、発表された。
10月スタートの『海に眠るダイヤモンド』
俳優の神木隆之介が主演を務める10月スタートのTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(日曜午後9時)に、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳が出演することが18日、発表された。
同作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(20年)などを手掛けた野木亜紀子氏×塚原あゆ子氏×新井順子氏がタッグを組んだ初の日曜劇場となる。
戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。
主演の神木が演じる鉄平は、端島生まれで端島育ち、明るく真っ直ぐな性格だ。炭鉱員の家に生まれ、中学卒業後は長崎の高校・大学へと進学したが、大好きな端島のために働きたいという一心で帰郷。鷹羽鉱業の職員として働き始めるところから物語は始まる。
このたび、神木が演じる鉄平を取り巻く端島で暮らす人々の主要キャストが明らかになった。
斎藤が演じるのは、炭鉱員として働く鉄平の兄・進平。鉄平の相談にも乗る頼もしい兄だが、妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けている。俳優業だけでなく、映像制作も積極的に行なっている斎藤は本作が初の日曜劇場出演となり、神木との共演は『刑事ゆがみ』(CX・17年)以来7年ぶり。神木と斎藤が生み出す絶妙な兄弟関係を丁寧に描いていく。
土屋は、『下町ロケット』(18年)以来、6年ぶりの日曜劇場出演で、鷹羽鉱業の職員の娘、百合子を演じる。一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えている。幼馴染の朝子には意地悪なことを言って衝突することも。
杉咲が演じるのは、銀座食堂の看板娘・朝子。炭鉱員や職員の家よりも貧しいが、しっかり者の姉として明るく健気に働いている。幼い頃から鉄平を好きだが想いを伝えられないでいる。これまで数多くのドラマに出演してきた杉咲だが、日曜劇場は今作が初出演。本作の監督・塚原氏とプロデューサー・新井氏が手がけた『夜行観覧車』(13年)に出演しており、11年の時を経て再集結となる。
池田は、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナを演じる。鉄平は、ミステリアスなリナに魅せられる。このリナの存在が幼馴染たちの関係性を変えていくことになる。俳優のみならず、アーティストや監督などマルチに活躍する池田はTBSのGP帯のドラマ出演及び、日曜劇場への出演は初となる。
清水が演じるのは、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将。小学生の頃に父の転勤をきっかけに端島にやってきた。人当たりがよく抜け目のない雰囲気を持つが、温かな家庭で育った鉄平のことが羨ましく、時に劣等感を抱いている。清水も斎藤、杉咲、池田と同じく初の日曜劇場出演となる。