TDL「スペース・マウンテン」最終日、搭乗ゲストは「やっぱり寂しい」「感動した」…“3年後”への期待も
東京ディズニーランドの人気アトラクション「スペース・マウンテン」が31日、最終搭乗日を迎えた。気温も上昇し、ゲストでにぎわう最終日の様子をリポートする。
キャストが一列にゲストをお出迎え
東京ディズニーランドの人気アトラクション「スペース・マウンテン」が31日、最終搭乗日を迎えた。気温も上昇し、ゲストでにぎわう最終日の様子をリポートする。
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「スペース・マウンテン」は1983年の東京ディズニーランド開業と同時に登場し、2006年10月から約半年間のリニューアル期間を経て、07年4月に現在の姿となった。さらに、現在の「スペース・マウンテン」および周辺環境を一新し、27年に新たな「スペース・マウンテン」が開業予定となる。
午前9時の開園から多くのゲストが“ラストライド”に向かうなか、アトラクション前では感謝の気持ちをこめてトゥモローランド周辺キャストがお迎え。ゲストとの記念撮影や記念シールの配布も行われ、開園当初から親しまれてきたアトラクションの姿を収めようと、多くのゲストがカメラを向けていた。
搭乗を終えたゲストにもインタビュー。娘のリクエストで母と都内から訪れた親子は、「楽しかったです。今日は2回は乗れたらと思っています」と語った。新たな「スペース・マウンテン」への期待を聞くと、母親は「年々酔いやすくなってきたので怖い部分があるんですけど」と苦笑するが、その横で「楽しみ! もっと怖くなってほしい!」と娘さんは声を弾ませていた。
幼少期からディズニーファンで、都内から始発でパークに訪れたという20代の男性は、4月に発売された「スペース・マウンテン」の限定カチューシャやミッキーマウスのぬいぐるみバッチも持参。最終搭乗のために足を運んだといい、「本当は友人と来る予定だったんですけど、予定が合わずに一人で来ました。(1回目のライドを終えて)一人だったので、友達とか彼女と来たときのこととかを思い出しちゃって……なんか感動しちゃいましたね」と笑った。
また、この男性は「スペース・マウンテン」には「最初に乗ったアトラクションだから思い入れも強いですね。パークに来るたびに必ず乗っていたので、今のがなくなるのはやっぱり寂しいです」と話し、この日発行されている無料のディズニー40周年記念プライオリティパスで、閉園時間直前の午後8~9時を狙っているのだと明かした。
3年後に向けて「約40年ぶりに一新されるわけですから、やっぱり楽しみですよね。海外のパークだと、すでにリニューアルされて新しいのに変わったりもしているので。日本もついに変わるのでかなり楽しみがあります」と期待を寄せた。
新たな「スペース・マウンテン」は、現在のジェットコースタータイプの屋内型アトラクションという形態はそのままに、新たな性能や特殊効果が加わることで、今まで以上にスリルと興奮に満ちた宇宙旅行へとゲストをいざなうという。