俳優の多部未華子が2日、都内で行われた8月1日公開のアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』の吹替版完成披露舞台あいさつに登壇し、作品での共感ポイントを語った。舞台あいさつには多部のほか、同じく声優を務めた大竹しのぶ、横溝菜帆、マヂカルラブリー・村上、小清水亜美も登壇した。

　ディズニー＆ピクサーによる2015年公開の『インサイド・ヘッド』の続編となる本作では、主人公・ライリーの幸せを“子どもの頃から見守る感情”ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たに“大人の感情”シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。

　新たなキャラクター・シンパイの日本版声優を務めた多部は、強烈なキャラのため不安もあったと振り返るが、「出来上がったものを見て、これは誰しもが経験してきた出来事であったり、親世代でも思春期真っただ中の子でも、誰でも楽しめるすてきな作品だと思います」とアピール。

　また、本作での共感ポイントを聞かれると、「全部です」とニッコリ。なかでも、主人公・ライリーの両親に共感したと明かし、「ライリーのご両親の感情も共感しかなくて、たぶん皆さんも共感してくれるじゃないかなと思います」と、1児の母としての顔ものぞかせた。

　さらに、キャラクターにちなんで“心配していること”を尋ねられた多部は、「梅雨明けの暑さを心配してます。今もジメジメして暑いですけど、ずっと心配してます」と苦笑い。司会者から「では、この夏は映画館で涼んだ方が」とフォローされ、「そうですね！」と笑顔で8月1日公開の本作をアピールした。