宮野真守、実写映画で唐沢寿明の上司役に「ビビりちらかしました」「僕に務まるのか」

声優の宮野真守が20日、都内で行われた映画『九十歳。何がめでたい』(6月21日公開)公開前舞台あいさつに登壇。唐沢寿明の上司役で「とても驚いた」とオファー時を振り返った。

舞台あいさつに参加した宮野真守【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した宮野真守【写真:ENCOUNT編集部】

撮影中を振り返り「唐沢さんが何気ない話をしてくれて和ませていただいた」

 声優の宮野真守が20日、都内で行われた映画『九十歳。何がめでたい』(6月21日公開)公開前舞台あいさつに登壇。唐沢寿明の上司役で「とても驚いた」とオファー時を振り返った。

 昨年11月に100歳を迎えた作家・佐藤愛子氏のベストセラーエッセイ集が原作。日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いをつづった本作を、90歳を迎えた草笛光子を主演に実写映画化する。唐沢は佐藤の担当編集・吉川、宮野は吉川の上司・倉田を演じた。

 宮野は「普段は声優という仕事をしているので、実写映画オファーがきたことにとても驚いた。そのうえ、オファーのとき『唐沢さんの上司だ』と聞いてビビり散らかしました(笑)。上司が僕に務まるのか、とても驚いた」と回想。

 続けて「台本を読むと『なるほどな』と。吉川の後輩だけどいまは上司という役だったので、のびのびと撮影した。撮影中、唐沢さんが何気ない話をしてくれて和ませていただいた。とても楽しく、ビビりはどっかに消えて演じました」と笑顔で語った。

 昨年10月に90歳になった草笛の、キャリア初となる映画単独主演作。主題歌を担当した木村カエラから映画公開を祝した花束を受け取ると、にっこりと笑顔を浮かべて「本当にありがとうございます。私も90歳になった。なにがめでたいのか、自分でもよくわからない。これからもどうぞよろしくお願いします」と感謝を伝えた。

 また、原作者である佐藤氏から手紙も届いた。「今度お目にかかるときはお互い“のんびり”について話し合いましょう」などというメッセージを受け取ると、「びっくりしました。うれしいです。もう本当にしがみつきたいくらい」と喜んだ。

 舞台あいさつには唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、LiLiCo、前田哲監督も参加した。

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