KAT-TUNの亀梨和也が28日、都内で行われた「連続ドラマW　東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」（WOWOWにて6月9日午後10時放送・配信）の完成披露試写会に見上愛、渡部篤郎とともに出席した。亀梨は、初共演である見上と渡部について語った。

　同作は2002年に刊行された東野圭吾の同名小説が原作。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介（亀梨）が、手がけていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長・葛城勝俊（渡部）に一矢報いるため、その娘・葛城樹理（見上）と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーが展開される。

　WOWOWでの連続ドラマ主演は約2年ぶり2度目となる亀梨。この日は、1人、後方からサプライズで登場。ステージに立つや、「後ろで小っ恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべた。

　亀梨は見上について「壁を作ることなく受け入れてくれた。非常にクリエイティブな話をしながら時間を過ごしたのは非常に楽しかった」とニッコリ。

　他方、渡部とは「実は、何度もプライベートでお会いさせていただいている」と告白。「それこそサウナでお会いしたこともあったり（笑）。お仕事は初めてだったんですけど、そういうところで、安心感と言いますか、信頼関係という部分ではもう。キャストに渡辺さんの名前が『あっ、良かった』と。直接向かい合ってやるシーンもそうですけど、そうじゃないお互いが進める部分も、自分の中ですごくイメージをさせていただけた。そのあたりも、現場でもフランクに本当によくお話してくださった。お芝居に集中しながら、その緊張感といった部分では、本当に佐久間という役柄に沿ったところでは集中させていただけたのは非常にありがたかったです」と話した。

　また、渡部の印象について問われて「いつお会いしてもまんま。『亀ちゃん、元気？』と気さくに声をかけてくださる。本当にありがたい」と感謝した。

　同試写会のMCは、同作への出演が決まっている森香澄が務めた。