上川隆也、永瀬廉主演『東京タワー』第2話にサプライズ登場 1年前は確執親子役で共演

俳優の上川隆也が27日、King & Princeの永瀬廉が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『東京タワー』(土曜午後11時)の第2話にサプライズ友情出演した。

『東京タワー』に出演するKing & Princeの永瀬廉(左)と上川隆也【写真:(C)テレビ朝日】
『東京タワー』に出演するKing & Princeの永瀬廉(左)と上川隆也【写真:(C)テレビ朝日】

財前直見と東京タワーのトップデッキで…思い出語る

 俳優の上川隆也が27日、King & Princeの永瀬廉が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『東京タワー』(土曜午後11時)の第2話にサプライズ友情出演した。

 21歳の青年・小島透(永瀬)と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛を描き大ヒットした直木賞作家・江國香織の同名恋愛小説をドラマ化。今作では令和という新しい時代ならではのストーリー、登場人物たちの心の機微を、現代の東京の最旬スポットでのロケーションで描き出す。永瀬は今作が恋愛ドラマ初主演。

 第2話で上川は、透の母親・陽子(YOU)の友人で有名カメラマンの本多高志役としてサプライズ登場。本多は写真展を開くほどの人気カメラマンで、駆け出しの頃には詩史をモデルに写真を撮ったこともある。その縁もあり、写真展には詩史の姿も。透は思いがけず詩史と再会することとなった。

 上川と永瀬は、23年放送のTBS系ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』で共演。上川は警察庁のキャリアを演じ、永瀬とは確執のある親子関係を体現した。今作の本多は、透と詩史を再び繋ぎ合わせることになる重要な役どころ。

 上川は永瀬の演技について、「1年前に『ラストマン-全盲の捜査官-』でご一緒した際は、確執を間に挟んだ親子関係を繊細に演じていらっしゃったのが印象的でしたが、薄氷を踏むような思いで“許されぬ恋に落ちて行く青年”という今回の役柄では、佇まいに憂いを纏(まと)わせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現していく姿に、また違った一面を見せていただきました」と絶賛した。

 自身が演じた本多の役どころについては、「恐らく透は、本多のことを深く心に刻むことはないでしょう。しかし、彼の撮った詩史の写真の事は一生忘れないはずです」と語り、「いつか透があの1枚を思い出す時に同時再生されるであろう“本多の一言”が、意味のある物になるよう演じました」とこだわりを語った。

 またタイトルにちなみ東京タワーの思い出やエピソードを聞かれると、「仕事柄、地方や海外で長く過ごすことがありますが、それを終えて『帰ってきた』と思わせてくれるのはいつも、車窓や機内から見る東京タワーの姿です」と説明。さらに、「とあるドラマの最終回のラストカット。財前直見さんと2人で、今は『トップデッキ』と呼ばれている、かつての特別展望台の屋根に上がり乾杯を交わした撮影は、今でも素晴らしい思い出です」と明かした。

 第3話では、詩史が建築賞を受賞する。透がお祝いのプレゼントを選んでいると、詩史から受賞の記念パーティーに誘われる。透は「少しでも詩史と同じ時間を過ごしたい」という気持ちから「行く」と即答。透はますます詩史との恋に“おちていく”。

次のページへ (2/2) 【写真】透と詩史をつなぎ合わせる重要人物役
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