【光る君へ】道兼の凋落ぶりに視聴者衝撃…「貧乏神みたい」「哀れ」「捨て犬化」

俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第15回では、兼家(段田安則)から後継者に指名された道隆(井浦新)の独裁に拍車がかかる様子が描かれた。一方で、期待しながら指名されなかった弟の道兼(玉置玲央)の様子は対照的。SNS上では、道兼の姿に「哀れ」と言った声であふれた。

藤原道兼を演じる玉置玲央【写真:(C)NHK】
藤原道兼を演じる玉置玲央【写真:(C)NHK】

第15回の平均世帯視聴率10.7%

 俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第15回では、兼家(段田安則)から後継者に指名された道隆(井浦新)の独裁に拍車がかかる様子が描かれた。一方で、期待しながら指名されなかった弟の道兼(玉置玲央)の様子は対照的。SNS上では、道兼の姿に「哀れ」と言った声であふれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 道兼は藤原公任(町田啓太)の家に居座り、困った公任が道長に相談。道兼が「腹が減っておる。何か食いたい」と言ったため、公任が夕食と酒を出すとそのまま、酔いつぶれ、5日前から家から出ていかないと説明した。道長が迎えに行くと、道兼は酒を飲みながらだらしなく横たわっていた。道兼は道長に、父にも妻子にも捨てられたと愚痴をこぼした。

 さらに「俺のことなぞ忘れろ……おれはもう死んでんだ。とっくの昔に死んでんだ」と情けない表情で伝えた。道長は「兄上は変われます。変わって生き抜いてください。この道長がお支えいたします」と伝えた。道兼は「おれに生きる場所なぞあるとも思えぬ……」と泣いた。

 ネットでは道兼に対し「貧乏神みたい」「疫病神みたい」「哀れ」「闇落ちレベル」「やさぐれ」「捨て犬化」「ひもじい」「悲しきモンスター」「ぶっ壊れた」「すごい落ちぶれ」という声であふれた。中には少ないながらも「しっかりしろ」と、道兼を応援する声もあった。一方で道長には「いいやつ」「弟よい子」「道長偉い」という声がみられた。

 一方、ビデオリサーチによると、14日午後8時から放送されたNHKの『光る君へ』の関東地区の平均世帯視聴率は10.7%(個人6.3%)だった。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください