『不適切』に小泉今日子で視聴者「サプライズにもほどがある」「マッチも出て」 本人「来れてうれしい」
俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第8話が15日に放送された。終盤には俳優・小泉今日子が本人役でサプライズゲスト出演。地上波ドラマへの出演は、2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』以来5年ぶりとなった。
放送後、番組インスタにも登場「キョンキョンで~す」
俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第8話が15日に放送された。終盤には俳優・小泉今日子が本人役でサプライズゲスト出演。地上波ドラマへの出演は、2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』以来5年ぶりとなった。
同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂する。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。宮藤官九郎氏が脚本を務めている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
今回のサブタイトルは「1回しくじったらダメですか?」。令和にタイムスリップしたツッパリの“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗)が、息子の秋津真彦(磯村勇斗)と対面する。だが、好意を寄せる年下スケバンの小川純子(河合優実)が自分と入れ違いで昭和に帰ったことを知った上に、タイムマシンの発明者・井上昌和(三宅弘城)から“ある話”を聞き、混乱状態に。その後、行方不明になるが、唐突に令和パートの喫茶「SCANDAL」に現れたところで、店内で文庫本を読む小泉に遭遇する設定だった。
ムッチは小泉に歩み寄り、「キョンキョンですか?」と声を掛ける。だが、「ウソだ~」「だってキョンキョン、学年一緒だし」「ドッペルゲンガー? えっ?」と疑いをかける。
ムッチの反応に小泉は驚いていると、市郎が登場。ムッチは「見て見て。あのおばさん、キョンキョンなのにキョンキョンじゃない」と言い、市郎も呼応して「ホントだ。キョンキョンなのにキョンキョンじゃない。マスター(沼田爆)見て、キョンキョンなのに」。小泉は「何なんですか、さっきから、失礼過ぎる」と憤り、市郎は「落ち着け、ムッチ。今、キョンキョン58(歳)。こんな感じ。あっ、40周年おめでとうございます」と話しかける。
これに小泉は「ありがとうございます」。市郎が店内のトイレに貼ってあった小泉のポスターのことを説明しつつ、「本物、かわいいね~」と言うと、小泉が「今さら言われても、うれしくない」と返すなどのやり取りを展開した。
終了後、小泉は阿部とともに番組公式インスタグラムに登場。阿部から紹介されると、「キョンキョンで~す」と言ってピースサイン。阿部から「本人役が八嶋智人から来まして、松村雄基さん、そして小泉今日子さんですが」と振ると、「八嶋くんには負けたくないですね。頑張ります」とリアクションし、「楽しかったですし、放送も見ていたので、ここに来れてうれしいです」言い笑顔を浮かべた。
その後、阿部が小泉のヒット曲に懸けて「今日は『あなたに会えてよかった』が、(頭を)めぐっていました」と伝えると、「私はずっとマッチが。ムッチを見ながらマッチが回ってます」とオチをつけた。
番組とこの巧妙なやり取りを受け、コメント欄には「まさかのキョンキョン嬉しすぎる 58になっても可愛すぎ」「キョンキョン出てきて思わず拍手しました」「サプライズにもほどがありました」などの声が相次いだ。
同作は残り2話。さらなるサプライズも期待され、コメント欄には「この流れで来たら、マッチに出て欲しい」「板東英二もあり得かも」などの期待も書き込まれていた。