嵐莉菜、間宮祥太朗主演ドラマで“したたか”なアイドル役「一番好きなキャラクター」

モデルでタレントの嵐莉菜、ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzの増田昇太、俳優の橋本じゅんが、4月にスタートする間宮祥太朗主演の日本テレビ系連続ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日曜午後10時30分)に出演することが14日、発表された。

ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』に出演する嵐莉菜【写真:(C)日本テレビ】
ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』に出演する嵐莉菜【写真:(C)日本テレビ】

天才棋士役に増田昇太、秘書役に橋本じゅん

 モデルでタレントの嵐莉菜、ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzの増田昇太、俳優の橋本じゅんが、4月にスタートする間宮祥太朗主演の日本テレビ系連続ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日曜午後10時30分)に出演することが14日、発表された。

 原作は、2013年から17年に『週刊少年マガジン』に連載されたメーブ氏による同名漫画。日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化され、間宮が日本テレビ系GP帯連続ドラマ初主演を務める。

 日本有数の総合商社・織田グループの御曹司だった織田照朝(間宮)は、13年前、父・清司(せいじ)を謎の組織に殺され、全てを失った。犯人の目的は、清司が持っていた1本の古びた鍵。その鍵を手に入れた者は、集めた鍵の数だけ運気が上がり、99本集めると、この世の全てを手にすることができるといわれる「悪魔の鍵」だった。殺される直前の父から「悪魔の鍵」を託された照朝は、海外に脱出。以来、世界中を渡り歩いて知識と経験を積んでいった。そして父の無念を晴らすため13年ぶりに日本に戻って来た照朝は、「悪魔の鍵」を狙うライバルたちとの命懸けの頭脳バトル「アクマゲーム」に巻き込まれていく。

 嵐は、人気アイドル・式部紫(しきべ・ゆかり)役として登場。アイドルグループ『SUPER FUNKY PIXIEs』のメンバーとして活動している。『悪魔の鍵』を手に入れた途端、人気に火がつき、たちまち人気アイドルとなった。誰に対しても常に“アイドル笑顔”を崩さないが、心の中では「自分にとって有益な人物かそうでないか」を見定めている“したたかさ”を持っている。『悪魔の鍵』を狙われた際、天才ギャンブラー・上杉潜夜(うえすぎ・せんや/竜星涼)から助けられ、手を組もうと近づいていく。

 増田は天才棋士・毛利明(もうり・あきら)として登場。19歳で竜王の座に君臨し、過去対戦したAIが5億通りの手を読んでも毛利には勝てなかったという逸話がある。しかし、スランプに陥り全く将棋を指せなくなった頃に『悪魔の鍵』と出会い、現在は連戦連勝中。常に貪欲に勝利への執着を持っており、毛利にとって勝負に挑み勝つことが何よりの生き甲斐となっている。しかし勝負を離れると、妻と息子を愛する人間らしい一面も持っている役どころ。

 橋本は、照朝の父であり、織田グループの会長だった清司に仕えてきた秘書・岡本龍肝(おかもと・りゅうかん)役。世界有数の総合商社織田グループの会長秘書として、清司からの信頼も厚く、照朝も幼い頃から慕っていた人物。清司が殺された時、照朝の命を守るため海外の知り合いの元に照朝を逃し、日本から照朝を支援していた。織田グループが解体され宮ノ内グループとして人手に渡った現在も、会長秘書として勤務している。しかし、「いつか照朝の手に会社を取り戻したい」と考えており、帰国した照朝と共に『悪魔の鍵』の秘密を追う。

嵐莉菜「この役をいただけたことがすごくうれしくて、本当に光栄です!」

 以下、出演者コメント全文。

○嵐莉菜

――本作への出演のオファーを受けた際の気持ちは。

「漫画や小説を実写化した作品に出演するのが夢でした。しかも、非現実的な設定の作品をやってみたいという思いもずっと持っていたので、夢が同時に2つかなってとてもうれしかったです。原作漫画は、ゲームの面白さはもちろん、キャラクターそれぞれの個性がしっかり浮き出ていて、それをゲームに活用しながら、その個性と個性が混ざりあってゆく感じがたまらなく好きです。そして、普段の日常的な描写もしっかり描かれた作品なので、その日常の感じとゲームの時の真剣なモードのギャップも本当に面白くて、一気に読んで大ファンになりました。なかでも式部紫は、ビジュアル性格ともにとってもかわいくて最後まで一番好きなキャラクターだったので、この役をいただけたことがすごくうれしくて、本当に光栄です!」

――式部紫役への思いい、役作りで意識していること、役の見どころは。

「ドラマでは原作とは少し設定が違うオリジナルな部分もあるのですが、原作の紫の性格もお芝居に溶け込む形で反映できるように意識しています。紫はアイドルなので、最初のゲームの時には本来の自分を隠して意識的にアイドルっぽさ、可愛さを出しているんですけれど、ゲームが進むにしたがって紫本来の強気な性格や、勝負に勝ちたい気持ちが現れるように、スタッフの皆さんとたくさんコミュニケーションをとりながらセリフの言い回しや表情などを変化させることを意識して演じました。

 紫の最大の武器はアイドルとしての演技力なので、ゲームの中で紫の演技力がどう生かされているかや、他の登場人物に対する接し方が紫の本心なのか演技なのか、という部分も楽しんでみていただけたらうれしいなって思います! また、アイドルグループとしてのダンスシーンも、初めて振り付けを見せていただいたときには、とても速い振り付けで踊れるのか不安になったのですが、何日も練習していく中で、先生やほかのメンバーの皆さんとも仲良くなってどんどん楽しくなってきて。ライブシーン撮影本番はファン役の皆さんがとても盛り上げてくれて、自分が本当にアイドルになった気持ちでした(笑)! 歌声を披露するのは今回が初めてで、実はちょっと恥ずかしいのですが、人生で経験することはないと思っていたレコーディングも経験できてすごくうれしかったです」

――視聴者の皆さんへ一言メッセージを。

「ちょっとルールが難しいゲームもあるのですが本当に面白いゲームばかりなので、悪魔がルール説明をする時に、登場人物と一緒に戦略などを考えたりしながら見ていただけるとうれしいです。登場するキャラクターもすごく濃厚なので、推しを決めて見ていただいても楽しいと思います!」

○増田昇太

――毛利明役への想い、役作りで意識していること、役の見どころは。

「毛利明は、『命よりも目の前の勝負が大事』という考えを持っており強固な精神の持ち主です。静かで熱い意志を持った毛利を表現できるように努めました」

――視聴者の皆さんへ一言メッセージを。

「制作段階で悪魔たちのCGを見せてもらった時にはとてもクオリティが高くスケールもありビックリしました。どんな悪魔たちが現れるのか、どんなゲームが行われるのか、是非楽しみにしていてください」

○橋本じゅん

――岡本龍肝役への思い、役作りで意識していること、役の見どころは。

「演じさせて頂きます龍肝さんは、メインとして間宮祥太朗くんが演じる照朝くんを見守りながら、後ろに居たり駆けつけたりして支えております」

――視聴者の皆さんへ一言メッセージを。

「台詞はないけれどどんな思いを持っているのか、これは俳優の醍醐味であり、これだけ沢山の行間芝居にトライすることも過去なかった僕にとっての大きな分岐点、記念作と言えます。見どころはゲーム!これは本当にキャストスタッフ皆さん一丸となってとても難しくタフな時間を重ねて撮ったものですので、僕も心から見るのを楽しみにしています」

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