ハロー!プロジェクトの女性アイドルグループ・つばきファクトリーの新沼希空が今春でグループを卒業し芸能界を引退する。ハロー！プロジェクトの公式サイトで26日、発表された。

　公式サイトは「いつもハロー！プロジェクトおよびつばきファクトリーを応援いただきありがとうございます。つばきファクトリーの新沼希空ですが今春に予定されているコンサートツアーをもってつばきファクトリー及びハロー！プロジェクトを卒業し、芸能活動を終了することになりました」と報告。

　今回の卒業の経緯について「卒業については昨年の初めくらいから話してきました。そんな中で初代リーダーの山岸、そして岸本の卒業を受け、自分の卒業までグループのためにできるだけのことをやり遂げたいという本人の希望もあり、二代目のリーダー就任後、今春のコンサートツアーをもって卒業、という結論に至りました」と説明された。なお具体的な卒業時期は追って発表されるという。

　また新沼も今回の卒業についてコメントを寄せている。以下は新沼のコメント。

「いつも応援してくださる皆さんへ　私、新沼希空はつばきファクトリー及びハロー！プロジェクトを卒業します。幼い頃からアイドルが好きで、2013年にモーニング娘。『未来少女』オーディションを受けました。早いもので、ハロプロ研修生から数えて11年目となります。

　2015年につばきファクトリーのメンバーとなり、多くの貴重な経験をさせていただきました。歌やダンスの経験がなく、自信もなかった私がステージに立てているのは、支えてくれた皆さんがいたからです。いつもたくさんの愛をありがとうございます。つばきファクトリーは、グループの変化が何回かありました。

　どの時期をとっても、最高だと思っていますし、メンバーはかけがえのない存在です。昨年春のツアーを経てメンバーそれぞれに個性が出てきて、頼もしいと感じられるシュンカンが増えてきました。そのことから、自分は今の活動に区切りをつけ、新しい道に進もうと決意しました。

　私は今年で25歳になります。自分自身と向き合い、次のステージに進んでいこうと考えています。興味のあることは、時間をかけてチャレンジしていきたいです。大好きなハロー！プロジェクトで過ごした日々は一生の宝物です。

　皆さんに感謝の気持ちをお届けできるよう、卒業まで全力で活動していきます。ずっとこの先もつばきの花たちが咲き誇れるよう見守ってくださるとうれしいです。引き続き応援よろしくお願い致します」

　つばきファクトリーは2015年4月にハロプロ研修生で結成。今年で9年目を迎える。