4児の母・土屋アンナ、子育ての苦労は「小さな喜びで補える」 ママとしての在り方語る

歌手でモデルの土屋アンナが18日、都内で行われたトーク&ライブイベント『World Prematurity Day2023 -小さな赤ちゃんは大きなキボウ-』に、特定非営利活動法人T&E-HtW 代表理事の木島多加絵氏とともに出席した。

イベントに出席した土屋アンナ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した土屋アンナ【写真:ENCOUNT編集部】

“世界早産児デー”の周知を願う「学ぼうともしてこなかったんだってことを学べた」

 歌手でモデルの土屋アンナが18日、都内で行われたトーク&ライブイベント『World Prematurity Day2023 -小さな赤ちゃんは大きなキボウ-』に、特定非営利活動法人T&E-HtW 代表理事の木島多加絵氏とともに出席した。

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 同イベントは、11月17日の「世界早産児デー」に合わせて、早産児の現状の周知とその家族のケアを目的に開催。土屋自身は同イベントのオファーが来るまで、“世界早産児デー”という日があることを知らなかったそうで、「なんで私たちは知らないんだろうって疑問でした」と吐露し、「もっといろんな方々が知って、もっと知識を入れて多くの人が助け合う世の中にならなきゃいけないのに、知らないってことは自分も学ぼうともしてこなかったんだってことを学べたので、今回お話がきてうれしかったです」と笑顔で語った。

 また、4児の母である土屋は、出産を振り返って大変だったことを聞かれると「赤ちゃんを授かってうれしいというスタートから、大変がすごく重なると思うんですよ。でも子どもたちのキラキラした目だったり、寝ている顔とか、そういうものに救われて、結果、それを大変と思わなくなりましたね」と語った。そして、「生きるってすごく大変だと思うんですけど、小さな喜びってたくさんあって、大変なことは小さな喜びで補える、私は乗り越えられるって自分に言い聞かせてきました」と回顧した。

 土屋自身は早産を経験していないそうだが、「もし自分だったらって考えたときに、こういうイベントで同じ環境の人だったり、話せたりできる人だったり、人と人のつながりというのは人間、大事だと思うので、見てもらえている、知ってもらえているという認識だけで、自分も子どもたちも存在しているんだって思えると思うので、助けてくれる人、そばに寄り添ってくれる人は大事だと思いますし、ずっと家にいなきゃいけないという状況から、一歩踏み出せる場所を作ろうとしているエネルギーはすごくかっこいいなと思います」と同イベントの重要性を力説。

「日本ももっと子どもと子どもを持つ家族のための国にならなきゃダメだと思うし、子どもが子どもらしく生きられる環境を作れる大人たちが増えないといけないと思うので、こうやって『やろう』って人が動き出したのはリスペクトですし、ぜひ多くの人たちにこういうイベントがあるということを広めてくれたらうれしいなと土屋は思います」とお願いした。

 スペシャルライブでは『ever ever after』『それを愛と呼ぶなら』『Voyagers』の3曲を披露した。

次のページへ (2/2) 【写真】土屋アンナの全身ショット
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