渡部建、タクシーで号泣「楽屋も孤立してて…」 大型バラエティー収録の苦労を告白
お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が4日午後9時よりYouTubeでプレミア公開された配信イベント「アフター・トークサバイバー!」に出演。Netflixコメディーシリーズ『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』シーズン2の裏話を語った。
『トークサバイバー!』配信イベントでトーク展開
お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が4日午後9時よりYouTubeでプレミア公開された配信イベント「アフター・トークサバイバー!」に出演。Netflixコメディーシリーズ『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』シーズン2の裏話を語った。
同シリーズは、数多くの人気バラエティーを制作した佐久間宣行氏が手がけ、千鳥がMC・出演を務めるトークサバイバル番組。出演する芸人たちが自らのエピソードを披露し、面白くなければ即脱落というエッジの効いたルール設定と爆笑エピソードの連発から人気を博している。シーズン2は前作から大幅にスケールアップし、陰謀うず巻く大病院と謎の組織を舞台に世界を揺るがす事件に巻き込まれた新たな挑戦者たちが生き残りをかけてトークを繰り広げる。配信翌日にはNetflix「今日のTV番組TOP10」の1位を獲得し、日本のNetflix週間TOP10で初登場2位になるなど、大きな話題を呼んでいる。
今回、配信の大反響を受けて千鳥の大悟とノブ、笑い飯の西田幸治、アンジャッシュの渡部、そして総合演出の佐久間氏が同配信イベントに参加した。
佐久間氏はキャスティングについて、「吉本じゃない芸人たちは若手ブロックに集結し、結果、本線のトークにbaseよしもと時代から一緒にやっている吉本の実力者たちが集まっていた」と話し、ノブが「笑い飯西田さん、大悟、麒麟川島さん、ダイアンユースケさん、銀シャリ(橋本さん)と、しかもそこに渡部さんまで」と豪華メンバーの名前を挙げた。
すると渡部は「活動自粛前でも嫌な現場ですよ!」とツッコむ。かなりの豪華キャスティングが実現したため佐久間は「誰が勝ち上がるかガチでやってるので、全員決勝のスケジュールも合わせて取っておかないといけない。麒麟川島さん、千鳥を合わせるのが本当に大変だった」と制作の苦労を明かした。
また、佐久間氏から「渡部さん、決勝のあとの話聞きましたよ」と振られると、渡部は「大阪吉本の何十年来の芸人さんたちがいる現場で、楽屋も孤立してて、そんな中で最後の決勝で僕を全員でいじってくれるくだりがあったじゃないですか。あの日も過酷でこれで終わるって思いと、芸人のみんながめっちゃ優しいと思ったり、もういろんな感情がぐちゃぐちゃになって……帰りのタクシーで号泣したんです」と一人涙を流していたことを告白した。
その後、「シーズン2の名場面コーナー」として、佐久間氏、大悟、ノブが選ぶ西田と渡部の名場面、西田、渡部が全編から選ぶ名場面を実際に映像を見ながらトークを展開。ノブは、渡部の名場面で「文春4億円の話」を挙げる。不倫が発覚した渡部に輪をかけるようにネタを出し続ける容赦ない週刊文春の報道だったが、このスキャンダルで文春に4億円の売上が上がっていることが発覚したという話。大悟は「これは勉強になった。なんでそこまでスキャンダルを追うのかがわかる」と納得しつつ、ノブは「トークの締めに『数百万円で揉み消そうとした』と渡部さんは結構なことを言っている。内容もすごいが話術、表情ともに完璧だった」とベタ褒めした。
配信のエンディングとなり、渡部は「今できる全てを『トークサバイバー!』にぶつけたのでもうすっからかんです。でも芸人は本当に素晴らしい職業です! 芸人を志している君、なった方がいいよ!」と若い世代へのメッセージを語った。大悟は「本当にみんなに見てもらいたい。渡部さんが言ったようにいろんなつらいことがあっても笑い飛ばせば大丈夫と見たらわかると思います」と笑いこそが人の支えになることを伝えて、締めくくった。