『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 大谷翔平「憧れるのをやめましょう」や旧ジャニーズ「性加害」など
今年最も話題となった言葉を選ぶ『2023ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート語30個が2日に発表された。WBC決勝直前に大谷翔平がチームメイトを鼓舞した「憧れるのをやめましょう」や社名変更でなどで大きな注目を集めた旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から、「性加害」「NGリスト/ジャニーズ問題」などがノミネートされた。『新語・流行語大賞』は12月1日に発表される。
『推しの子』や『VIVANT』など話題作もノミネート
今年最も話題となった言葉を選ぶ『2023ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート語30個が2日に発表された。WBC決勝直前に大谷翔平がチームメイトを鼓舞した「憧れるのをやめましょう」や社名変更でなどで大きな注目を集めた旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から、「性加害」「NGリスト/ジャニーズ問題」などがノミネートされた。『新語・流行語大賞』は12月1日に発表される。
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2023年度の傾向は、4年ぶりの声出し応援、WBC野球関連など、昨年に比べ明るい話題が多くのノミネート。WBC決勝直前に大谷がチームメイトを鼓舞した「憧れるのをやめましょう」や独自のパフォーマンスで注目を集めた「ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー」がノミネート。さらに、18年ぶり6度目の優勝を果たした阪神タイガースの岡田彰布監督による「アレ(A.R.E.)」も選ばれた。
エンタメ界からは、とにかく明るい安村による「I’m wearing pants!」やブレイクしたグループ「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」、人気アニメ「推しの子/アイドル」、話題となったTBSドラマ「別班/VIVANT(ヴィヴァン)」などがノミネート。一方で、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題で大きく揺れた旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)からは、「NGリスト/ジャニーズ問題」が選ばれた。
また、ロシアによるウクライナ侵攻に加えてパレスチナ問題、円安、物価高騰はさらに深刻化、「闇バイト」「0S018」「新しい戦前」「地球沸騰化」など、暗い話題も多く見られた。
『2023ユーキャン新語・流行語大賞』は12月1日に発表される。選考委員は、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)が務める。
なお、22年の大賞はプロ野球・村上宗隆選手の『村神様』だった。
◯ノミネート語30は以下のとおり(50音順)
1:I’m wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)
2:憧れるのをやめましょう
3:新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
4:新しい戦前
5:アレ(A.R.E.)
6:頂き女子
7:X(エックス)
8:エッフェル姉さん
9:NGリスト/ジャニーズ問題
10:オーバーツーリズム
11:推しの子/アイドル
12:OSO18/アーバンベア
13:蛙化現象
14:5類
15:10円パン
16:スエコザサ
17:性加害
18:生成AI
19:地球沸騰化
20:チャットGPT
21:電動キックボード
22:2024年問題/ライドシェア
23:ひき肉です/ちょんまげ小僧
24:藤井八冠
25:ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー
26:別班/VIVANT(ヴィヴァン)
27:観る将
28:闇バイト
29:4年ぶり/声出し応援
30:Y2K