全国で相次ぐ“クマ被害”、デヴィ夫人の「米国に習うべき」主張に批判殺到「さすがに勉強不足」

全国各地で相次ぐクマによる被害。国が統計を取り始めて以降最も被害の多かった3年前を上回り、過去最多を更新している。一方、今月5日に秋田県美郷町の作業小屋に立てこもったクマ3頭が駆除された際には、全国各地から苦情や批判の声が殺到し、大きな物議を呼んだ。そんな中で、タレントのデヴィ夫人が「日本もアメリカに習うべき」と持論を展開している。

デヴィ夫人【写真:ENCOUNT編集部】
デヴィ夫人【写真:ENCOUNT編集部】

「日本では 銃殺してしまう。可哀想です」と持論

 全国各地で相次ぐクマによる被害。国が統計を取り始めて以降最も被害の多かった3年前を上回り、過去最多を更新している。一方、今月5日に秋田県美郷町の作業小屋に立てこもったクマ3頭が駆除された際には、全国各地から苦情や批判の声が殺到し、大きな物議を呼んだ。そんな中で、タレントのデヴィ夫人が「日本もアメリカに習うべき」と持論を展開している。

 デヴィ夫人は28日までに自身のインスタグラムを更新。「クマによる 人身被害が 頻繁に起きています。亡くなられた方々 なんと傷ましくお気の毒なことか」と書き出し、持論を展開した。

「普段は山奥にいるクマ、気候変動によるドングリの不作により、冬眠前の お腹を空かした クマ達が里に降りてくる。そして 人間との不意の出会いがおき、悲劇が。アメリカでは、クマを 麻酔銃で捕獲し、沢山の果物などの食物をつけて 山に帰してあげます。日本では 銃殺してしまう。可哀想です。日本も アメリカに習うべきでは ないでしょうか」

 米国のやり方に習うべき、という夫人の主張にフォロワーからは以下のような声が上がっている。

「殺さないという選択肢は理想だと思う。だけど、理想通りにいかないのが今の現状だと思います。理想だけ、綺麗なことだけを見て批判するのは、違う気がします」
「さすがに色々と勉強不足のコメントすぎませんか……?熊を餌付けすればどんなことになるか知らないんですね」
「訳もなく駆除しているのではないので、当事者じゃない人は干渉するべき事ではありません!」
「うーん。これは賛同できないかなぁ」
「確かに山に返してあげるのが一番なのですが、アメリカほど国土の広くない日本ではまたすぐに里に戻ってきてしまうのだと思います」
「たしかに可哀想ではありますがそれは熊が身近にいない人の考えです。子供達の学校への道にもでて毎日心配でたまりません」
「机上の空論にきこえてなりません」

 ついたコメントのほとんどが批判的な声だった。

次のページへ (2/2) 【写真】批判が殺到したデヴィ夫人の“クマ被害”への持論
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